夏山山行:八ヶ岳・赤岳〜硫黄岳周回

2023年6月18日(日)〜19(月)晴れ
参加者16名(男性7名、女性9名)
コース:
6/18(日) 美濃戸口(10:00)→美濃戸登山口・昼食(11:00)→分岐・南沢(11:25)→行者小屋(14:00)→地蔵尾根→赤岳天望荘(16:15)・泊
6/19(月)天望荘(3:45)→赤岳山頂・御来光(4:20)→赤岳天望荘(5:10)・朝食→赤岳天望荘(7:00)→横岳(8:00)→硫黄岳(9:50)→赤岳鉱泉・昼食(11:30)→北沢・美濃戸登山口分岐(13:30)→美濃戸口・下山(14:20)


 18日鈴鹿を各自6時頃乗り合わせて出発し刈谷SAに7時に全員集合。クルマ4台に分乗して中央高速利用で諏訪南ICから美濃戸口駐車場に9時40分着。美濃戸口を10時過ぎに歩き出す。
 11時美濃戸山荘前で昼食を摂り、美濃戸登山口から南沢へ入る。苔やイワカガミのお花に迎えられ気持ちいい八ヶ岳の山麓の登山道を歩く。どうやら2日間お天気は良さそう。皆さんの日頃の行いの良さに助けられた。
 途中何度か休憩をはさみながら2時間半で行者小屋着。お天気良くて暑い。南沢はまだ樹林帯の中だったので、岩場の地蔵尾根が暑くて心配だ。
 大休止の後、地蔵尾根を歩き出すとメンバーに疲労が出たり足が攣ったりで、ザックの中身を男性陣に分担してもらい引き続き急登を登る。
 階段や鎖場を過ぎてようやく地蔵の頭に着いてひと安心。稜線に出て暫くで赤岳天望荘に全員無事到着。山荘の部屋も暑いぐらいで過ごしやすい。ザックを置いて夕食まで暫しの休憩。ビール&お茶で乾杯。ワイワイガヤガヤ楽しいひと時を過ごす。
 その後夕食時に高山病らしい体調不良者が出たが、外に出て呼吸を整えてから横になって休むと復活。ほっと胸を撫で下ろす。高山病対策やザックのチェックなど事前の確認不足を反省。
 夕食後、穂高の稜線に落ちる夕日を眺めながら、綺麗な夕焼に全員の無事を祈って感謝。21時消灯、グッナイ。


 翌朝3:45天望荘発で赤岳を目指す。ヘッデンを着けて歩き出すが、朝焼けの空は随分と明るい。百名山赤岳に登頂して5分も経つと雲海の中から真っ赤な御来光だ。今日もお天気抜群。楽しい稜線歩きができそうだ。
 山荘に戻り朝食後、ゆっくり7時スタート。女性陣のザックを確認して荷物を男性陣に分けてから出発。今日も暑くなりそうで、2日目の疲れやザックの重さから稜線歩きの危険性を女性陣から回避させるため、男性陣には頑張ってもらう。皆さん男前だ。
 それにしても昨日日曜日で駐車場が満車だったが、平日の月曜でもお天気が良けれは八ヶ岳は沢山の登山者で賑わっていて、赤岳から硫黄岳は人気ルートだと再認識。狭い稜線をすれ違う度に他の登山者に頻繁に待っていただきご迷惑をおかけした。ありがとうございました。
 稜線上の岩場は梯子・鎖の連続。横岳三兄弟を通り過ぎながら、振り返れば赤岳・阿弥陀岳や赤岳から横岳の稜線の眺めが素晴らしい。絶景を楽しめる八ヶ岳らしい山歩きだ。
 途中で岩場に咲くツクモグサにも出会え、立ち入り禁止のお花畑が脇にある硫黄岳山荘で暫し休憩。次回はこの山荘に泊まる逆コースも歩きたい。
 大型のケルンの脇を登ると硫黄岳に着く。横目で迫力ある爆裂火口を見ながら皆んなで集合写真を撮る。
 硫黄岳を過ぎると下山開始だ。八ヶ岳連峰の稜線を見ながらも、稜線上からの別れがもはや寂しい。ゆっくり下山だ。
 赤岳鉱泉に着いて昼食休憩。東屋風の屋根下でじっとしてると身体が冷えてきた。日向で温まって北沢ルートで下山続行。
 下山は早い。稜線の荒々しい眺めに別れを告げて早くも昨日昼食を摂った美濃戸登山口に到着。北沢ルートの林道は長くて大変だったけど、それから美濃戸口までは下山後アイスクリーム!の掛け声で皆さん早い早い。
 全員無事に美濃戸口に下山。途中の温泉で汗を流して、中央高速をひた走り、無事鈴鹿に戻って解散。楽しい2日間の山行!皆さんお疲れ様でした。
2日間歩行距離21.7キロ 登り・下り標高差1,830m(N.M記)