2022年

3月

24日

3月例会登山 白猪山

 320日()晴    松阪市 白猪山819.4m

3月の例会登山は伊勢三山の一つ松阪市の白猪山です。参加者は16名でした。山岳会にしては珍しいバリコースのない初級レベルの山です。たまにはほっこりといいかしら?と考え企画しました。この山のコースはいくつかありますが、今回上りは矢下コースから夏明コース、下りは都コースとしました。なお、夏明コース登山口手前には、棚田百選に選ばれたきれいな石垣の広がる深野の棚田が見られるのですが、今回は残念ながら通りません。


 鈴鹿を7:00に出発し、松阪ICからR166を進み、櫛田川沿いの大石幼稚園で右折、駐車場に着きました。河津桜の咲くこの駐車場は矢下川に沿って整備されており、広くてベンチもあり綺麗に管理されています。8:20橋を渡って矢下コースの田んぼの中のアスファルトの田舎道を行きます。鈴鹿より少し暖かいのか道端には土筆が伸び、タンポポや紫のアラセ
 

 夏明の駐車場までは普通は車で行くところの、だらだらと退屈な長い舗装道路歩きに飽きて、「もっと先に駐車場があるやろう。」「そう、あるけど今日は歩きに来たんやろ」という会話も出てしまいます。少し我慢してもらい、名産松阪牛の牛舎や満開のミツマタを見ながらワイワイ賑やかに歩き、やっと矢下コース登山口の分岐に着きました。左折して小さな林を越えると視界が広がり、深野の棚田が見えてきます。その後右折して、すぐ正面の夏明コース登山口駐車場のポストに登山届を出します。9:30ここからやっとお待ちかねの植林帯の中の登山道の始まりです。とは言っても、木の根が出っ張って窪んだ登山道でもコンクリートで丁寧に舗装されているので、林の中のかなりキツイ急登ですが安全に進むことができます。しばらく行くと小さな滝のそばに飯高町観光協会が建てた避難小屋がありました。小屋は裏の岩を避け上手く凹ませて建てられており、しっかりした作りできれいに管理されていました。思わず我が鈴鹿の入道が岳の北尾根小屋を思い出し、恥ずかしい思いになりました。北尾根小屋はいつになったら直るのでしょうと。先頭SLは続く急登を、いつになく快調に休憩なしで飛ばします。「何の元気薬飲んだの?」という声も出るほどの疲れ知らずです。おかげで、水量が多くて見ごたえのある不動滝にも立ち寄らずスルーしてしまいました。10:30石尊大権現の石段の前を通り二の峯に着きました。南に開けた芝生の広い展望所からは牛草山、獅子が嶺、正面には烏岳が見えます。ここで少し休み、頂上に向かいます。急登の広い稜線を一気に登り、頂上に着きました。11:00 眺望景観を堪能して白い猪の看板と写真を撮って二の峯に下り、芝生広場の丸い窪地で円陣になって昼食です。丸く座ると皆の顔も見られ、お菓子も回しやすく都合がよいこと。予定より早く着いたのでゆっくり休んで11:50下山開始、南方向の都コースに下ります。ここからは地道の登山道でしたが、やはりこのような道の方が慣れていてペースが上がるようです。葉を落とした明るい冬の雑木林や炭窯の跡、枯れた蕨の葉の草むらを通り、その先を左に折れて都コースに進路をとります。倒木をくぐり抜け大きなイチョウの木のある分岐を左折すると、ここからは再びコンクリート舗装の道となります。農家の廃屋を横目に見ながら、満開のピンクの梅の花を愛で、小さな滝の前の橋を渡り谷川に沿って下ります。しばらく進むと整備された水路の川に突き当り、谷・都コース登山口着きました。川の上方には大きな古い堰堤があり、棚田の長い歴史を思いめぐらしました。その後はすぐに明るく開けた棚田が広がります。棚田の石垣の間を歩いて展望台に立ち寄り、登ってきた白猪山と棚田の風景を眺めて駐車場に下り、13:30ここで解散となりました。


 雪の多い北の山に比べ暖かく優しい山で、予定よりもとても早い下山となってしまいました。今回の山行は健脚揃いの皆様にはちょっと物足りなかった山行だったかも知れません。初参加のYさんをはじめ皆さんご一緒いただきありがとうございました。
2022.3.22 Y.M記

2022年

3月

14日

3月例会山行・伊吹山 

 山行日:令和4312日(土)晴れ時々雲

 参加者:18名(男性9名、女性9名)

 

コース:伊吹山登山口・林道スタート(8:30)→1合目(9:15)→3合目(10:30)~6合目避難小屋(11:15)~9合目(12:30)→山頂(12:40)~昼食休憩・下山開始(13:20)→6合目避難小屋(14:00)→3合目(14:35)→1合目(15:30)→伊吹山駐車場(16: 10

 

 36日に三重県のまん延防止重点措置期間も終了。久しぶりの県外への例会山行。今シーズン最後の雪山例会山行になる。

それにしても今年は雪がたくさん降った。数年ぶりの積雪量だったようだ。そのお陰で鈴鹿山系でも充分楽しめた冬となった。

  伊吹山は登りの経験の無い会員もいて今回は初めての伊吹山が雪山になるというちょっと不安な山歩きとなった。とはいえこの冬場に鎌尾根や竜ヶ岳にも登っているメンバーだったのでゆっくり歩けば大丈夫というレベルでもある。3月土曜日の参加しやすい設定もあり当日は18名にもなる団体歩きとなる。

 

  7時に菰野河川敷に集合して伊吹山まで車両4台に分乗して向かう。8時過ぎには伊吹山駐車場に到着。駐車場は少し混み合っていたが、真冬の雪山も終わりかけの頃となり混雑具合はまあまあというところ。

  登山靴にスパッツ、手にはストック・ザックにピッケルという出立ちでスタート。上野登山口からのこの時期特有の泥道を避けて舗装された林道を歩き出す。普段は林道歩きを嫌がるメンバーさんも泥道ではない林道歩きも今日は納得。

 

  林道を45分歩いて1合目に着くと雪道となる。かなり暖かくなり衣服調整。3合目まで歩いても雪は緩くてアイゼンは不用。6合目の避難小屋が見えてきた。その上から直登の壁が見える。初めてのメンバーさんたちは口には出さないけど少しびびっているかも。まぁゆっくり行きましょう。それにしても暑い。汗カキカキでした。

  まだまだ積雪は多いが雪解けも進み、トレースは階段上で歩きやすいけどたまに踏み抜く。トレース以外は更に踏み抜く確率も高くてトレース歩きが安全で楽ちん。

 

  6合目避難小屋でアイゼンを付けて再スタート。リーダーを先頭に伊吹山は初めてのメンバーが続く。ゆっくりゆっくりトレースの跡をしっかりと歩く。6合目からの直登ルートはなかなか途中休憩がしづらい。

  18名いると全員のペースを合わせるのは難しい。登りのトレースは一本道で分かりやすい。目指す稜線は真っ直ぐだ。汗をかきながら直登ルートを頑張って歩く。もう少しもう少し。先は見えたぞ。やった!皆んな無事に9合目着。お疲れ様でした。

 

  直登ルートも長くて大変でしたが普段から鈴鹿山系で鍛えている皆さんなら問題無し。仰ぎ見る伊吹ブルーが皆さんを応援してくれました。雲が晴れ稜線が綺麗に見えていて気持ち良く歩けました。万歳!万歳!

  9合目からは緩い稜線の夏場はお花畑になる広い山頂付近の大地を歩いてヤマトタケル像の前で集合写真。多少の風は吹いていましたが昼食後三角点で再度パチリの集合写真。さぁ下山開始。

 

 9合目からの激下りは本当のツヅラ下り!ということで斜めにゆっくり降りつつ滑落しないように慎重に下山開始。雪は柔らかいので暫くして真っ直ぐ下山。その内後ろを歩くメンバーがシリセード開始。78合目あたりから皆さんシリセード大会。お尻が濡れてもお構い無しのシリセード。トレースは崩さないように避けながら滑れるところは全部シリセード。伊吹山って楽しい!全員参加でシリセード。やっと2合目あたりから滑れるところも無くなり歩く。

 1合目付近でアイゼンを外して林道から駐車場へ戻る。全員無事に下山。皆さんお疲れ様でした。

 

 登り4時間。下り2時間半。シリセードは早い。これはまた来年も行きたい山になりました。

 (所要時間:7時間半 距離:約11キロ)                 (N.M記)

2021年

12月

20日

12/19 入道ヶ岳 年末お礼登山

 

思いがけない積雪量の為に、当初の予定を変更して二本松コース~山頂~奥宮~北尾根コースとなった。しかし天候にも恵まれ、素晴らしい雪景色を堪能できた。奥宮、愛宕社、椿神社に参拝して、今年の山行の無事に感謝、来年の登山の安全を祈願した。

 

2021年

12月

12日

「京都一周トレイル 初冬の大文字山・比叡山を歩く」

2021年12月12日(日)曇り  参加者17名(男性7名、女性10名)
コース:蹴上(9:00)→大文字山(11:00)→銀閣寺(12:00)→瓜生山(13:15)→石鳥居(14:15)→ケーブル比叡駅(15:15)→ケーブル延暦寺駅(16:20)→坂本駅(16:55)

11月に引き続き京都一周トレイルの2回目。前回伏見桃山駅から伏見稲荷・清水寺・東山を経由して蹴上駅で終わっていたので、今回は蹴上からのスタート。まずは大文字山を目指す。
大文字山山頂は465m程だが、火床まではやはり2時間ほどかかってしまった。17名の集団はけっこうゆっくり足になる。まぁ比叡山まで長い道のり…最小はゆっくり歩くこととする。
しかし今日は日曜で家族連れ・背負われた子どもや歩きのお子様も多い。賑やかな大文字の登山道でした。火床での早めの昼食休憩は30分足らず。まだまだ先は長い。
銀閣寺から20分ほど舗装の市街地を歩くと比叡山へ向かう山道に入る。その道は大文字に比べて歩く方もかなり少ない。ただし日曜日で以前歩いた平日に比べると多い多い。数組・十数名の山歩きの方々とすれ違ったり同じ方向を目指したり。やはり人気のコース。
比叡山への道は少しアップダウンあるが歩きやすい道。ただし大文字山を登ってからの午後からずっと登りの道が続くのはキツイ。皆さん会話も少なめになってきたようだ。
瓜生山・石鳥居を過ぎるとケーブル比叡駅も近い。アップアップの道のりになってきた。でも一歩ずつ歩けば必ずゴールはやってくる!
15時10分過ぎケーブル比叡駅に到着!最後の階段も辛かったけど皆さん疲れ切った晴れやかな?顔です。とりあえずお疲れ様でした!
少し登りの林道を歩くこと30分弱。延暦寺の寺社郡が見えてきた。時間は16時過ぎ。このまま歩いて坂本まで下りると17時過ぎで日没後と判断。それよりもう歩く元気は皆さんにはないかも…鬼のMと言われないように…まだ16時30分発のケーブルに間に合うので、坂本行きのケーブルカーに乗車。ケーブル坂本駅に着き京阪坂本駅まで歩いて17時の列車に乗って浜大津の駐車場に戻り、新名神を走って朝の集合場所に戻ったのは19時丁度。
本日は歩行距離約15キロ。累積標高差1,500mでした。皆さんお疲れ様でした!
 
 今回は気温高めの12月の1日をたっぷり歩き通した京都一周トレイルの2回目となりました。3回目は2022年春に比叡山から大原・静原経由で鞍馬まで歩く予定。京都一周トレイルコース残3回。まだまだ先は長いですが、皆さん次回もよろしくお願いします。
(N.M記)

2021年

11月

30日

「紅葉真っ盛りの京都一周トレイルを歩く」

 2021年11月28日(日)快晴  参加者12名(男性5名、女性7名)

コース:伏見桃山(9:20)→伏見桃山城(10:00)→大岩山展望所(10:50)→伏見稲荷(12:45)→清水寺(14:40)→清水山(15:00)→東山展望台(15:45)→蹴上(16:45)

 

 9:20京都一周トレイル深草ルートの1番目の道標地点からスタート。履きなれたシューズと軽めのザックで長い道のりが始まりました。まずは明治天皇稜を横目に伏見桃山城へ。今日は前日の白米城歩きに比べてだいぶ暖かくなりました。少し汗ばんだところで衣服調整します。その後城の裏側のトイレが使用禁止になっているのがわかり、運動公園のトイレやその先の公園のトイレも利用しました。マップのWCマークも当てになりませんね。

その後住宅地を抜けるとなだらかな上り坂です。数百メートルの登りを終えると大岩山の展望所です。今日は早めの昼食休憩です。京都市内から大阪のビル群、先ほど眺めたばかりの伏見桃山城も遠望できます。気持ちいい青空の下での昼食休憩でした。

 

 昼食後、少し山道を下ると兵庫からのグループとすれ違いました。逆方向からトレイルコースを歩かれているようでした。お疲れ様です!

名神高速の下を潜って、またまた住宅地を抜けて里山&竹林の小路を歩きます。ほどなく伏見稲荷の脇参道の道を下ります。スタートから3時間かかって伏見稲荷の参道に着きました。大きな公衆トイレを利用して参道の階段を四つ辻までひたすら階段を上ります。結構足にきます。しんどいですが、ここは山岳会のメンバーは軽々と登り切りました・・・ということに。四つ辻は三密なので更に階段を150段ほど登った展望の開けた場所で一服です。

 

 まだまだこれからが見所ですよ!と先に進みます。泉涌寺前を進み、JR新幹線の上を歩き通して(マップ上です・・・)秀吉の豊国廟裏手を進み、国道1号線の下を潜り清水寺の脇を通り抜け、ようやく清水山山頂に。皆さんお疲れ気味かな・・・(途中清水寺で集合写真も撮りましたが、トレイルコースを外れて立ち寄りは地味にシンドイ)

 

 さあ頑張って歩きましょう! 暫く清水山の縦走路を歩くと東山山頂公園・東山展望台に着きました。長い道のりで登りが辛く感じますが、今日の登りは此処までです!と伝えると皆さんホッとした顔で笑顔が自然に・・・今日は会話が少ないなあと思っていたら案外付いて歩くのに大変だったとか・・・ちょっと時間を気にして早足で歩きましたね。お許しください・・・

 

 東山山頂公園から粟田口を目指して下山開始!今日は軽登山靴またはスニーカーで参加していただいたので少し滑りやすく注意深く下山します。下山中木々の合間から見える、夕映えの建物が綺麗に輝いて私たちに元気を与えてくれました。

 

 粟田口の寺社の金色に輝く木々の紅葉もまた、私たちを迎えるように綺麗に輝いていました。粟田口からアスファルトの歩道を蹴上まで更に歩き、ねじりマンボを通り、インクライン上も歩き今回のゴールに着きました。寄り道を含んで約20キロ歩き、累積標高差900mでした。皆さんお疲れ様でした!(N.M記)

2021年

11月

28日

月例山行 白米城~堀坂山縦走(松阪) 

11月27日土曜日晴れ、参加者14名

今回の例会登山は松阪市の白米城から観音岳縦走である。
登山口の浄眼寺に駐車して堀坂峠に置車する。
天気予報は冬型になって午後より下り坂となり風強しの予報で、皆が真冬装備である。

8:50浄眼寺より登山開始、雑木林の中の広い登山道を賑やかに行く。
地元のお年寄りの散歩コースなのか沢山の人と行き交う『おはようございます!』『いらっしゃい』とにこやかに迎えてくれる。
気持ちが良い、これも文化なのだと思う。

9:36白米城(312m)着。
綺麗に刈り込まれた芝の広い台地の上にある白米城からは、晴れ渡った空の下、伊勢湾から知多、渥美半島、神島、朝熊山、布引山、鈴鹿山脈、名古屋市街と360°の絶景が広がっていた。
最高のロケーションだ。
この時期には富士山もよく見える日もあると居合わせた地元の方が教えてくれた。
この松阪弁がまたいい感じである。
残念ながらこの日は富士山は見えなかった。

集合写真を撮り出発、笹の小道を進み自然林の中の稜線を行き、植林帯の急坂を下ると10:05枳(からたち)峠に着、ここからが急な登りである。
北風が吹きつける中で、このコース一番の難所である岩場の長い急登をひたすらに登る。
斜面には、山桜の大木が多くあり花の頃はきっと見事だろうと思われる。

11:00鉢ケ峯(420m)着、風のない場所を探し岩陰で昼食休憩とする。
アップダウンを繰り返して鉢ケ峯南峰~岩内川の頭の稜線歩きをを楽しむ。
北風が強くなり厚い冬雲も現れて少しみぞれもぱらつく。

12:16堀場山着、ヘリコプターが上空を旋回し始めなにかを探している様子である。
爆音の下、日川富士分岐着、暫し目の前の救助ヘリコプターの活動の様子を見学したのち,日川富士(508m)山頂に登り12:30着。
分岐まで戻りコルに下る丁度救助者をピックアップした時でもあり、ヘリコプターの巻き上げた強い風で動きを止められる。
救助作業の困難さと残されたパーティーの方の心情を思う。

南南東に進み観音岳北峰をめざす。
このあたりから倒木も多く道も薄い。
13:00北峰着、しばらくいくと森林公園からの道と合流して右折、南西方向に向かい13:12観音岳着しばし松阪の景色を楽しんだ後、目の前の所々黄葉した掘坂山を見ながら掘坂峠の高を経て南下して掘坂峠に下る。
予定通りの時間に全員無事に14:00堀坂峠着。
寒い中みなさまお疲れ様でした。
行程8、4Km、下り=1019m、下り=608m

2021年

11月

21日

(バリエーション山行)無雪期 藤内沢を登る

11月19日(金)快晴。9名の仲間と登る。女性3名男性6名
コース
裏道登山口(7:50)→藤内小屋(8:25)→藤内壁出合(9:10)→コーモリ滝→第三ルンゼ→御在所山上(12:10)→見晴台・昼食(12:50)→国見峠(13:05)→国見尾根分岐(13:25)→揺るぎ岩(13:50)→藤内小屋(15:00)→裏道登山口(15:30)
 
出発前リーダー(L)からコースの概要の説明を受け、「無理せず、安全登山で行きましょう」「何かあったら、声かけしてください。」と優しい言葉で、安心して出発しました。藤内小屋で、岩登りの装備を付けいざ出発です。久しぶりにハーネスを付けて歩いた。私は、藤内沢のコースは、去年、積雪期に歩いているが、ルートファインディングは、難しい。Lの後をついていくのに、必死でした。Lがパーティーのクライミング力を見極め、危険なところは、高巻きしてくれました。岩の歩き方を勉強し直しです。濡れ石。浮き石の確認。落石の注意。
特に苔が生えている岩は要注意です。三点支持の大切さの再確認。急峻な下りでは、皆が懸垂下降で降りました。藪漕ぎもありました。ロープワークの復習が必要です。でも実際にやってみると、どんな時に必要なのかよくわかりました。景色を見る余裕はありませんでしたが、途中、休憩時に、登ってきたところを見渡すと、紅葉もあり、感無量でした。4時間かかってやっと山上へ、昼食をいただきました。下山は、国見尾根を下りました。途中の揺るぎ岩で、もう一度、岩に挑戦。揺るぎ岩の近くまで行き、岩を揺らすと、本当に岩が揺れたのです。会長もびっくり。感動の一場面でした。絶景の写真を撮りました。山の下の方は、紅葉も真っ盛り山肌が綺麗でした。無事15:30分裏道登山口に到着しました。
皆さんで、無事下山できたことに拍手です。L、SL、ありがとうございました。(K.Y記)

2021年

11月

15日

11月例会山行「藤原岳」前泊

日程 2021.11.12(金)~11.13(土)
参加者 10名
コース 
11/12(金) 13:30 菰野庁舎南側河川敷駐車場集合後、分乗して茨川駐車地まで移動 
          茨川でテント泊、車中泊
11/13(土) 7;00 登山開始 
コース  テント場出発→P845→県境稜線→多志田山→藤原岳展望丘→西尾根→P893→蛇谷出合→茶屋川→茨川テント場  12:20

目指す茨川テント場への道は、茶屋川沿いを40分程、「ひた走り」とはいかず、前日までに降った雨で水たまりが多く、ドライバーさん泣かせの林道だった。
道中は所々悪路ではあったが、周囲の景色は何処の観光地にも負けない素晴らしい紅葉が広がっていた。

3時過ぎに到着後、それぞれにテント設営、車中泊の用意をして集合し、薪台を囲んで楽しい夕食タイム。
Yさんの畑で収穫したサツマイモを頂く、女性群は少しほろ酔い上機嫌、風もなく穏やかな夕餉のひと時を過ごし、火を消して7時前に解散就寝。
13日(土)集まった人でラジオ体操第一、さすが皆さんよく覚えています。  7:00登山開始
お天気は上々、県境稜線に上がると朝日が眩しい。赤は真っ赤に、黄色は黄色く、グラデーション有りと、晩秋の紅葉は素晴らしく、私たちの疲れも吹っ飛ぶほどに綺麗だった。
藤原岳頂上には、9:30着。遮るもののない展望が広がっていた。記念撮影後、西尾根経由で下山開始。

11時頃、蛇谷出合に到着し、ランチタイム。
茶屋川を小一時間下り、テント場までの数回の渡渉。うっとりするほどの紅葉が青空に映えて「綺麗だね~」の連発。優しい男性軍(4名)は難しい渡渉の時には大きな石を置いてくださるし、手を貸しても頂き女性群(6名)は全員無事に渡れました。

初めてのテント泊を終えてHさん「テント泊は眠れないかと思ったけど快適に休みました」
Yさん「仕事の疲れもあって爆睡しました、夜半、星がメッチャ綺麗でした」

綺麗な紅葉と、穏やかなお天気に恵まれて1時間以上も早く下山したテント泊山行でした。 
 活動時間 5時間半                        (F・N記)

2021年

11月

07日

入道ヶ岳 安全登山啓蒙活動・清掃登山(11/06)

三重県遭対協主催の「秋の安全登山啓蒙活動」が県内の主要登山口で開催されました。

当会は入道ヶ岳を担当し、北尾根登山口にて県職員、鈴鹿警察署員、鈴鹿市職員とともに実施しました。

7:00-10:00の間に約150名の登山者に対し、ヘッドランプ・雨具などの装備確認、登山届提出促進など安全登山を呼びかけました。

また、活動終了後は登山道巡視も兼ねて清掃登山を行ないました。

北尾根登山道を上り、下山は二本松尾根と井戸谷コースにわかれて実施しました。

2021年

11月

03日

月例山行 総門山・門の倉(大台町) 

日時; 11月3日(文化の日、水曜) 晴れ
コース;総門山尾根コース登山口(8:45)~総門山~南総門山~扇沢ノ高939m~鉄塔巡視路~鉄塔№101(11:00、1本入れる)~門ノ倉西峰827m~門ノ倉東峰814m(11:40~12:20)~門ノ倉西峰~鉄塔№101~尾根道~扇沢ノ高~往路を戻る~登山口(15:05)登山口
参加者;9名


車両2台で鈴鹿を7時前に出る。津ICで高速に入り、大宮大台IC出る。ほぼ8時に道の駅奥伊勢大台でトイレ休憩。奥伊勢フォレストピアを通過、林道最奥、登山口に駐車、8時45分に登山開始。総門山までは傾斜のきつい登りが続くが、黄葉真っただ中の二次林歩行は気持ちがよい。扇沢の高から歩き易い鉄塔巡視路を利用させていただく。帰路は山側の尾根道に乗るが、一部岩稜帯と藪で分かりにくく、歩きにくい。これもいい経験だと思う。

門ノ倉は、南亦山とセットで登る事が多い。何年か前には、南亦山~門ノ倉と周回コースで実施した。今回は県下最大、欅の美林の黄葉鑑賞登山です。ほんまにピッタシの時期でした。門ノ倉南斜面の黄葉が際立っている。周囲の景色と比較すると見事です。
門ノ倉はかなり以前、扇沢の高の稜線から見ると、大きな岩が門のごくそびえ立っている様に見えたので、この名があるが、岩壁を覆うように木々が育ってしまい、西峰から急斜面を降り、岩壁の下に来ないと、岩壁の迫力は見えない。この岩壁の下を周り込むようにして、東峰に至る。ここから眺める、欅美林の黄葉は素晴らしい。ここでゆっくり昼食をする。

 普段は経ヶ峰に登られているSさんは、西峰や東峰の急斜面の登り降りに難儀されていました。「最初は誰でもそうなのですよ」「ゆっくり、あなたのペースでいいですよ」
本人も驚いたと思うのですが、こうやって、徐々に山に慣れていただく、脚力や体力をつけていただく。いろんな山に登って、新しい発見をして下さい。

 早い時間に下山できたので、フォレストピアで露天風呂に入浴。登山の疲れを癒して帰路についた。「やっぱし山はいいなぁ~」   
                                   RH記

2021年

10月

31日

10月例会山行 北からの釈迦ケ岳

山行日:2021年10月30日(土)晴れ
参加者:会員14名、体験者1名
コース:八風キャンプ場駐車地→P649m→北山→岩ケ峰→県境稜線→釈迦ケ岳→県境稜線→南峠から下山→中峠分岐→八風峠分岐→林道→駐車地

「釈迦ケ岳を北から入る事」が目的で今回の計画となった。
駐車地(8:00)から少し戻り栃谷の左岸にある林道を500m位歩いた処で左手栃谷を渡渉。ここから急な尾根をジグザグに登り岩ケ峰の尾根に取付く。

気持良い尾根歩きを楽しみながら649mの小ピークを通り、北山(770m)着。

右手に「鏡岩」が良く見える所で立ち止まる。

目の前の大平尾根や少し奥の三池岳方面の山肌が紅葉・黄葉で秋色に染まっていて、

「素晴らしい!」「綺麗!」

の連発で凄く得した気分になる。

岩魂の岩ケ峰の登りは慎重に足を運び、920m峰に10:00着、見晴らしは良くない。
ここから県境稜線に向かって尾根芯を登り詰めるが、一部ヤセ尾根もあり気を付けて歩を進める。最後の急なひと登りの頑張りで稜線上に立つ。左折して、いよいよ北からの釈迦ケ岳を目指し、10:50到着。頂上付近で15名がかたまって昼食。

県境を爽やかな秋風の吹く中を南峠まで心地よい稜線歩きを楽しむ途中、岩ケ峰の素晴らしい紅葉に何度か見とれる。
中峠の手前にある南峠から下山する。余り利用する人が無いらしく登山道が分かりにくい箇所があるので注意が必要。中峠からの登山道とドッキングして歩き続け、駐車地に14:10着。


所要時間6時間10分。紅葉の先取り山行に大満足の一日でした!!!     (K.Y記)

2021年

10月

21日

10月例会山行 羽鳥峰テント泊~釈迦ケ岳

日 程 2021年10月18日(月)~19日(火) 曇り時々晴
コース 朝明駐車場(14:00)~羽鳥峰【テント泊】(15:00~6:30)~猫岳(7:35)~釈迦ケ岳(8:45)~庵座谷コース~朝明駐車場(10:35)
参加者 9名(男性4名、女性5名)
目的 

山小屋が利用出来ないという状態を前提とした山での生活を体験する。
山の中での緊急時にパニックを起こさないように疑似体験をして、適切な行動を取れる人になる。こんな目的をもってリーダー指導の下、貴重な体験をさせていただきました。

 朝明駐車場に2時集合、自分が担いで山登り(約1時間)出来る最大重量を知るため、それぞれ自分に見合った重量(30㎏、17㎏、13㎏、10㎏とそれぞれ)で挑戦、いざ羽鳥峰まで1時間。曇り空で気温も低いはずなのに、全身汗まみれになった。
 羽鳥峰に到着。今回の訓練の一つ、すぐにテント場所(平で、風当りが少ないところ)を探し、テントを張る。

 16時15分、リーダーのテントに集合し、緊急時にテント代りになるツエルトの使用方法、張り方(木の枝やストックを使って)の講習。その後、各自持参した食料を自炊して、屋外で夕食会を楽しみ20時に各自テントに戻りました。

 羽鳥峰の夜、すごく静かでした。夜中鹿の鳴き声が響き、パラパラと雨音、風も吹いてきて、自然を身近に感じながら就寝。
 翌朝5時起床、簡単に朝食を済ませ身支度を整え、テントを撤収。

 6時30分、少し軽くなったリュックを背負い出発。
猫岳から釈迦ケ岳へそして庵座谷コースで下山。10時35分に朝明駐車場に帰ってきました。

 今回の登山計画は雨天決行。幸運にも天気に恵まれての体験になりほっとしています。リーダー他参加の皆さん楽しい体験をありがとうございました。        (N.N記)

2021年

8月

17日

8月・9月

 ◯08/17 「三重県まん延防止等重点措置」適用(期間:08/20-09/12)決定に伴い、会としての活動を停止。

 ・中止した例会山行 08/22鈴鹿・赤坂谷、08/29伊吹山ナイトハイク、09/05台高・池木屋山
09/01 定例会も鈴鹿市の貸館制限により中止。

 

◯08/25 緊急事態宣言発出。「三重県緊急事態措置」(期間:08/20-09/12、期間延長、09/30まで)

 08/31(09/02改訂)三重県遭難防止対策連絡協議会より「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた山岳スポーツ活動について」と題して、登山活動の自粛要請発出。
・会としての活動停止期間を延長。(10/06定例会で再開予定)

2021年

7月

31日

鈴鹿山系ツメカリ谷(沢登り)

山行日:7月31日(土)晴れ一時雷雨
参加者:14名(男性7名、女性7名)

コース:朝明駐車場(7:00)→ハト峰峠(8:10)→白滝谷道→白滝谷出合入渓(10:00)~神崎川~ツメカリ谷出合(11:10)~遡行終了(約780m地点)(15:30)→白滝谷道→ハト峰峠(17:30)→朝明駐車場(18:30)

7月中旬に梅雨明けしてから月末は台風や低気圧で不安定な天候が続く。東京オリンピック開会式の4連休後の週末、2週前の愛知川以来の沢歩き。

朝明駐車場に集合して7時出発。夜中3時頃大雨が降ったらしく朝からまだどんより曇り空。川の水量多いみたい。

だんだん晴れてきて暑くなってくる。白滝谷沿いの登山道を下り、愛知川白滝谷出合までたどり着くと昨年と同じく朝明から3時間かかる。

暑くて沢歩きが楽しめそう。早速準備して入渓。やはり早朝雷雨の影響で水量は多少多い。徐々に晴れ間が出てくる。2週前より水は澄んで水温は高め。

約1時間掛かって、ツメカリ谷の出合にたどり着く。
まずは男性2名が這い上がり、滝壺の右側にロープを張って3番手以降を手助けする。

右手の岩場を掴んで滝壺に落ちないように(ドボンすると足がつかない)ヘツリながら全員無事に通過。
その滝壺では1時間かかってしまいました。なかなか初心者には難しいツメカリ谷の入り口。

またその最中に雷雨が発生して全身ずぶ濡れ状態。カッパを着込んで歩き出す。かなり寒くなる。
そのうち雷雨も収まり、13時前なって昼食タイム。ようやく晴れ間が出てきて暖かくなってきた。

昼食後、遡行再開。
小さな滝をよじ登ったり、他の沢歩きの方々とすれ違ったり…すれ違った2組は皆さんツメカリ谷の沢下り。

長いツメカリ谷を休んで歩いて休んで歩いて楽しむ。水の中が気持ちいい。無事に最後の全身ずぶ濡れの滝潜りを歩いてから出渓。

羽鳥峰経由で18:30にようやく朝明駐車場まで戻る。今日も長かった。皆さんお疲れ様!

(所要時間:11時間半、距離:約13キロ)                 (N.M記)

2021年

7月

25日

夏山遠征山行  南ア・黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳

山行日:2021年7月22~24日
コース:1日目 鈴鹿10:00➡小淵沢IC➡道の駅はくしゅう15:30➡尾白渓谷登山口16:30
2日目 登山口6:00➡黒戸尾根 笹の平分岐8:40➡刀利天狗11:40(昼食)➡七丈小屋14:00小屋泊又はテント泊
3日目 七丈小屋5:00➡8合目御来迎場6:10➡甲斐駒ヶ岳山頂7:20➡七丈小屋9:50➡五号目小屋跡(昼食)12:10➡笹の平分岐15:15➡登山口下山17:30➡鈴鹿24:00
参加者:11名(男性5名・女性6名)

日本三大急登の一つに数えられる黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳に遠征してきた。

1日目(7月22日)
翌日の早朝出発に備え登山口前泊となるため、鈴鹿を10時過ぎに出発し中央高速の小淵沢ICを降りて道の駅に集合。ここのスーパーで山行中の食材を仕入れて登山口駐車場で車中泊とテント泊。

 

2日目(7月23日)
竹宇駒ケ岳神社の脇を通り尾白川の吊橋からスタート。いきなりつづら折れの急登が始まる。
樹林帯の中で風もない急登ですぐに滝のような汗が流れだす。同じような登山道が続き小休止を3回ほど取ってやっと少し景色が開けてきた。
尾根の幅が狭くなったところで最初の岩場が現れる。「刃渡り」と呼ばれる岩の上を、景色はいいが両側が切れており、緊張して通過する。
ここを過ぎると黒戸尾根らしいハシゴと鎖と岩場の連続となり、よく整備されたハシゴが何度も現れる。
刀利天狗の祠の前で少し早い昼食。
黒戸山の巻道を下り終えた5合目小屋跡からの急登はハシゴと鎖場の連続で「これが黒戸尾根か」と思い知らされた。
やっとの思いで七丈小屋に到着し、小屋泊の4名と分かれテント場に向かう。5分だと言われたテント場は急登の岩場の先で、既に到着した気分でビール片手の身にはここが一番堪えた。
雷が時々鳴りだしているので休憩もそこそこにテントの準備。やっと張り終えて、小屋で仕入れたビールで乾杯。至福のひと時である。
晩飯は各自で済ませ明日に備えて早めの就寝。
夜中に起きた時には麓の町明かりが見えており翌日の天気に期待する。

3日目(7月24日)
5時前にテント場でご来光を拝んだ後、予定通りの出発。
天気も良くはるか彼方に頂上らしき山容が望める。相変わらず鎖、ハシゴの連続であるが天気も良く最高の景色に癒される。
8合目の御来迎場からは頂上がきれいに見えており、途中の岩の上には有名な劒2本が突き刺さっている。
この先も岩場、ハシゴ、鎖の急登。ハシゴは一段目が高くて足が上がらない個所も多く女性メンバーの悲鳴が聞こえてくる。
白く見えていたザレ場にやっと到着すると駒ケ岳神社本宮の祠がある。写真でよく見る草鞋が新しくなっていた。程なく三角点の有る駒ケ岳山頂に到着。周りがガスに覆われ景色がないのはホントに残念である。
風があるので岩陰で軽く補給し、皆で写真を撮って下山を開始する。
上ってきたはずの登山道が上りと下りでは景色が違う。上りで足が上がらなかったハシゴは下りでは足が届かない。
小屋でテントを回収し水を補給する。ハシゴと鎖の連続は相変わらずで上った数だけ下ることとなるのは当たり前。上から見る垂直なハシゴの連続は登りより怖かった。
長い長いハシゴの先の5合目小屋跡でやっと昼食となる。
黒戸山を上り返し、まだまだまだ続くハシゴと鎖場を下っていく。少し景色が開けたところで刃渡りの通過である。
ハシゴはなくなったが山道が長い。同じところを回っているかのように景色も変わらない。
ツヅラ折の登山道になると下の景色が少し見えてくる。あと少しだ。
12時間以上歩いてやっと登山口に着いた。やっと帰ってきた。ほんとに長い長い尾根道に腹一杯である。
近くの温泉で汗を流し、途中のSAで晩飯。高速を走らせ日付が替わる頃に鈴鹿に到着した。

参加の皆さんお疲れ様でした。しばらくハシゴも鎖も見たくない(笑)
(H・0記)

2021年

7月

18日

7月例会山行~~神崎川川下り~~

山行日:7月17日(土曜日) 晴れ
メンバー:会員13名、体験者1名

当会員の中に沢登り未経験者がいて早速計画する。
先ずは沢入門という事で「神崎川川下り」。
朝明駐車場を8:20出発。伊勢谷登山道を通り根ノ平峠9:40着。
登山スタイルのままでタケ谷出合まで歩き沢装備に衣替えをする。
登山靴から沢タビ又は沢靴に替え、登山靴は濡れない様にナイロンの袋に入れてリュックの中に入れる。(リュックの中にも大きなビニール袋))
ヘルメットも着用し準備OK。チャプチャプと入り始める。初めての人は「きゃー、冷たい!」とか「いい気持ち!」と喜んでいる様子。
沢の端っこの岩を歩く「ヘツリ」も経験してもらう。
水量が多い所は男性群のお助けあり、とにかく皆さん楽しそう! 
上を見上げると大瀞の壊れた橋の下でその様子にビックリする。
ヒロ沢出合まで下り(14:30着)、沢装備から登山装備に着替える。
ハト峰まで戻り朝明駐車場(16:30着)へ。
次はどこの沢登りに行けるでしょうか?                  (K.Y記)

2021年

6月

02日

6月例会山行

5/28に 三重県にまん延防止等重点 措置 の期間が6/20まで延期されました。

これに伴い、不要不急な外出をさける意味で例会山行の立案はいたしません。

2021年

5月

12日

5月例会山行

コロナウイルス感染症に関して、三重県にまん延防止等重点 措置が適用されました。(期間:5月31日(月)まで)これに伴い、予定されていた例会山行はすべて中止としました。

2021年

4月

28日

4月例会山行 仙ヶ岳

山行日:202120年4月25日 (日) 曇りのち晴れ  
コース:石水渓バンガロー前(7:43)➡南尾根・白谷コース分岐(8:45)➡南尾根コース➡滝谷不動(10:24)➡仙の石(12:18)➡仙ヶ岳(12:32)➡白谷コース➡南尾根・白谷コース分岐(15:30)➡石水渓バンガロー前(16:12)
参加者:21名・・・会員(男性10名・女性11名)

天気予報では晴マークだったが朝から曇っている。時間通りに石水渓バンガロー前に集合しCLからコース説明を聞く。話をすると今日で3連荘という強者会員も複数いるようだ。
尾根を越えて石谷川へ下りていくと以前はあった橋が流失しており橋台跡を渡渉する。水量が多い時期には難儀するところである。
堰堤脇の林道まで上りその先暫くは林道歩きが続く。所々で岩の崩落があり車両は通行できない。曇ってはいるが風は無く汗がにじんでくる。林道終点で一休みした後、南尾根・白谷コース分岐を右に取り南尾根を目指す。

谷筋の登山道は木橋が朽ち果て、木の根にしがみ付いて上る個所もあり大人数での山行では通過に時間が掛かる。滝谷不動のコル手前は滑りやすい急登となり落石に注意しての上りとなる。
尾根に上がったところで南尾根は左となるが、希望者は右側の尾根にある滝谷不動へ向かう。不動さん上部の岩に上るとこの山行初めての展望が望めた。眼下に新名神の高架橋がきれいに横に伸びている。

分岐まで戻り南尾根となるが、いきなり5mほど有る直岩壁が現れる。ロープを頼りに一人ずつ慎重によじ登る。
上り終えた先は展望の開けた尾根道であるが風が出てきて寒くなる。岩峰を超えアップダウンを繰り返しながら高度を上げていく尾根道は景色がよく大好き道である。ちょうど満開を迎えたアカヤシオが山肌をピンクに染めとても綺麗であった。この尾根には何度か上っているがアカヤシオがこれほど多いというのを初めて知った。

仙の石手前のピークでお昼となった。景色の良い尾根上でと思うが風が有る為皆逃げ出し、少し下った斜面で「ソーシャルディスタンス」を保っての昼食である。晴れてきて鈴鹿から亀山にかけての景色がよく見える中でのラーメンは最高である。
仙の石で集合写真を撮り、仙ヶ岳本峰がある西峰に向かう。景色を楽しんだ後、少し戻って白谷コースに下りていく。しばらくは水の無い谷を転石に気を付けながら右に左に渡りながら下っていく。谷の水量が多くなると渡渉に気を使うようになる。
谷の途中で河原が広くなり休憩とする。ここは堰堤の堆積土砂であり、直下は高さ10mある石積みの堰堤である。道路も無いこの場所にどうやって造ったのか?先人の苦労が偲ばれる構造物である。

この先も登山道は渡渉を繰り返し、高巻く箇所も現れる。途中には登山道が崩落し、アルミ梯子で河原まで下降し、また上り返すところも現れる。この梯子、固定が甘いため上り下りにとても気を遣う。
白雲の滝で上りに使った南尾根コースと合流となり、この先は朝と同じルートとなる。
林道が終わった石谷川の渡渉箇所では若者が水遊びをしていた。まだ少し時期が早いと思われるが、若者には寒さなどは感じないようである。羨ましい。
渡渉時に汚れた靴をそのまま洗う?会員もおり、そんなメンテもあるのだと思い知らされた。(笑)
バンガロー手前の尾根で各自駐車場所に応じたルートをとり流れ解散となった。
参加の皆さんお疲れ様でした。
(所要時間8時間30分、距離約11㎞)
(H・O記)

2021年

4月

09日

4月例会山行 御池岳・鈴が岳

<コース時間>
コグルミ谷登山口(8:13)→長命水(8:53)→カタクリ峠(9:28)→御池岳(10:26)→鈴北岳(11:04)昼食→鈴が岳(12:15)→鈴北岳(12:43)→鞍掛峠(13:42)→駐車場(14:05)


<山行感想>
平日山行だったので9名の参加でした。

天気も快晴で、気持ちのいい山歩きができました。

コグルミ谷の登山道では、春の花に沢山出会うことが出来、嬉しかったです。

ミノコバイモ、キクザキイチゲ、ミヤマカタバミ、シロバナネコノメソウなど咲いてました。

御池を過ぎたところで昼食を予定していましたが、時間が早く、鈴北岳まで行けそうなので、昼食を鈴北岳を少し下ったところで食べました。

鈴が岳の福寿草も少し期待していましたが、やはり今年は花が早く、多くは咲き終わっていました。

カタクリを探して歩いていましたが、やっと鞍掛峠の近くでカタクリに出会えました。

危険な場所も余りなく、ロングと思っていましたが、花に背中を押してもらいながら、予定よりも早く、無事下山できました。
例会参加の皆様ありがとうございました。

2021年

4月

05日

4月例会山行 ~雨の大平尾根・三池岳~

山行日:2021年4月3日
コース:八風駐車場→大平尾根→県境稜線→南峠→仙香池→仙香山→中峠→八風峠→三池岳→東尾根→八風駐車場
メンバー:会員18名

 菰野河川敷駐車場に7時集合、5台の車で八風キャンプ場奥駐車場まで移動。降水確率は10%だったが朝から少し雲が多く天気が心配。

 駐車場に7時20分着。7時30分小雨が降り出しカッパを着て大平尾根登山口を登り出す。
 イワカガミやアセビなどの春のお花に迎えられながら岩場や急登の大平尾根を18名が登っていく。
 途中2度ほど休憩を取り、9時頃無事に県境稜線へ上がる。
 ここからは稜線歩きで楽になるが、周りはガスガスで展望なし。雨は上がるが風が吹き出す。

 10時過ぎに仙香池にて集合写真を撮る。池の付近もガスが立ち込める。北仙香山・仙香山に立ち寄り中峠を過ぎて風の強い稜線を暫く歩き、10時40分に稜線の風下の窪地で早めの昼食タイム。ホッとひと息つく。

 昼食後11時過ぎに歩き出し八風峠までの稜線で今日初めての登山者4名とすれ違う。ようやくガスが晴れて歩いてきた稜線が見えてきた。ココロ晴れやかだ。

 八風峠から三池岳まで少し登り11時半三池岳山頂着。狭い三池岳頂上付近で6名の若者たちとすれ違う。彼らは今日テン泊だとのこと。明日は雨予報だが頑張れ若者たち。さぁ私たちは下山開始だ。

 東尾根は急坂・ロープもあり要注意。途中で地元の方々が登山道整備中。立派な木製の階段を作っていた。ご苦労様です。

 雨も上がり風も落ち着いた中を足元に注意して歩き、全員無事に登山口経由で車の場所まで戻る。
 駐車場には13時20分着。トータル5時間50分、6.3キロ。
 小雨と風の中、今日は良いトレーニングになりました。お疲れ様!
〈N.M記〉