2023年

3月

05日

例会山行  関の4山周回

25日(日)関の四座(観音山、関富士、羽黒山、筆捨山)、参加者18名、晴。

 

鈴鹿山脈主峰から少し離れた南側2、亀山市関町には300mにも満たない低山が並んでいる。今回は西の追分を出発し、観音山(224m)→関富士(242m)→羽黒山(290m)→筆捨山(286m)から沓掛地区に下山し国道一号線側道を歩き駐車地に戻る周回コースだ。低山とも雖も4峰を結べば結構な高度と距離となり手ごろな登山コースである。

 

810分西の追分駐車地を出発。関の街道を東に少し歩き関ロッジ脇の階段より登山開始。一つ目は観音山。この山の由来は山中に33体の観音仏が置いてあることからこの名が付けられたとのこと。観音仏を見ながら登り835分、頂上手前の展望台に到着。快晴のもと亀山の市街が一望出来、その向こうに伊勢湾が光って見える。風は微風で快適な登山日和である。観音山頂上(224m)を経由して反対側の遊歩道に下山。林道を東方向に歩き関富士登山口へ。急登を登り910分関富士頂上(242m)着。頂上は高い木に囲まれて眺望はない。元来た道を下山し再び遊歩道を東方向に歩き約20分で羽黒橋に着く。ここを左折して林道に入り右側の杉林の中の鳥居のある羽黒山の登山口に着。杉林の中の参道を登り大岩の脇の階段を上ると羽黒権現神社に着。まるでパワースポットのような場所である。神社の鳥居の奥に参拝者もいないのかこけむした急な石の階段がある。奥の岩屋へ参拝に登るが最上段はなかなかの岩場である。休憩後。鳥居の前を通り、枯木と落ち葉の積もった荒れた登山道を進み大岩の脇の狭い急登を登り岩屋の上に出る。岩の下を覗いたり周りの景色を楽しんだり。それから展望台に行き岩の上から目の前の先ほど上った関富士を見る。稜線に戻り自然林とシダの生い茂る稜線歩きを楽しみ11:00羽黒山頂上(290m)に到着。山頂は木が切り払われて北に明星が岳、西に三子山、南に錫杖岳が見られ素晴らしい景観だ。南側に風の当たらない窪地があり、眺望を楽しみ昼食。昼食後、Hさんのロープワーク。これは機会のある度の練習が必要と実感する。

11:45出発。細い尾根道の巨岩を回り込みながらアップダウンを繰り返し、潜り岩に着く。狭い隙間を潜り抜ける面白い体験である。その後は迷いやすい尾根分岐で地図を確認しながら進み12:30分筆捨山登山道との分岐に着く。ここからは東海自然歩道で道路が広く歩き易い。筆捨山の由来は室町時代の画家の狩野法眼がこの地に来た際、この山を描こうとしたが、翌日になると山の姿が一変し、描くことをあきらめてしまったことに因むとのこと。しかし現在の筆捨山はヒノキの植林に覆われてその当時の面影は全く無くなっている。筆捨山頂上の直前の長い急登の石段を登り13時筆捨山頂上着。休憩後、北に下り危険個所の岩場を鎖と柵で安全確保された稜線を、ロケーションを楽しみながら下る。1340分旧東海道の宿場町沓掛着。国道一号線に向かい整備された側道を約3km歩き、1430分に関の西の追分駐車地着。久しぶりに寒い雪の鈴鹿山脈を離れて暖かく天候に恵まれ、頂上からの景観も良くにぎやかで楽しい山行となりました。近くにあって時間配分や体力に合わせた山を選んで日々のトレーニングに利用すると良い山なのではと思う。

歩行距離8Km,歩行時間6時間20分。参加の皆様ご苦労様でした。

(作成者:AM)(202335日作成)

2023年

2月

21日

2月例会山行  ☆雲母峰☆

山行日:令和5年2月14日(火) 曇り
参加者:会員11名
コース:独標尾根→P735m→雲母Ⅱ峰→雲母本峰→小林新道→林道

自宅から山に向かう車中から本日の目指す山、雲母Ⅱ峰には昨夜の雨で白いものはやはり無い。

本日は新会員のお二人が参加されているので全員で自己紹介。和やかにになったところで出発(8:30)。植林帯の中を通り林道に出る。ここからジグザグにツヅラ折りを登るが結構身体が熱くなった方もあり衣服調整をする。P735mまで我慢の登りで9:35着。
ここで地図を出して90度方向が変わることを頭にインプット。(新会員さんの為に)
Ⅱ峰を目指して一部ヤセ尾根を気を付けて歩く。
途中安全な所で立ち止まり3月21日から当会でする県境稜線縦走路に視線を向け、意欲を高める。

Ⅱ峰への最後の登りで少し積雪があり、踏み込むと固いのでなるべく避けて通った。
小屋の有るⅡ峰に出た(10:10)途端に天気予報通りの強風とアラレにビックリして狭い小屋の中に逃げ込んだ。
寒いのと雲行きが怪しいので急いで本峰まで足を延ばす。点名が「吉良良山三角点」に全員がタッチをし、記念の写真を急いで撮り、Ⅱ峰経由で小林新道を下山する。途中陽だまりのところでお昼タイムをするがまたもやアラレ攻撃にあい「参りました!」。

その後に根っこがとても多くその上超ヤセ尾根があるが、程よい緊張感を味わられた模様。

駐車場に12:50着。
所要時間4時間20分。

私達って近場でこんなに楽しめる山があるなんて最高に幸せ!        (K.Y記)                         

2023年

2月

15日

例会山行:三峰山

2023年2月11日(土)曇り時々晴れ
参加者18名(男性6名、女性12名)
コース: みつえ青少年旅行村・駐車場・登尾登山口(8:30)→第一避難小屋(9:30)→第二避難小屋・1班昼食休憩(10:30)→三峰山山頂(11:20)、→三峰山山頂・第2班昼食休憩(11:00)→八丁平(11:45)→新道峠(12:40) →新道登山口・林道出合(13:40)→みつえ青少年旅行村・駐車場(14:10)

 今回の例会山行は「霧氷まつり」開催中の三峰山まで。残念ながら1月末の大雪以来あまり雪も降っていないようで、更に前日の雨で霧氷はあまり期待できず。
 それでも2月の連休初日ということで早めの7時に集合。関から分乗してクルマで走り、御杖村で現地集合のメンバーも合流して登尾登山口から8:30にスタート。
 全員で18名を2班に分けてスタート。初心者組とベテラン組です。
 まずは第一避難小屋を目指して歩き出しますが、雪もほぼ無くて道もぬかるんでいる。ようやく避難小屋に着いて一服。まだまだアイゼンは不要。
 避難小屋を出て階段を登ると黒光りする雪が固まっている。暫く歩いて初心者組はアイゼン装着。後から来た登山者も着け出す。
 雪が増えてきて第二避難小屋に着。少し風も吹出したので初心者組は山頂の風が強い中での昼食も辛いと判断し、避難小屋も空いていたので早めに昼食休憩。ベテラン組はそのまま山頂を目指す。
 昼食後無事山頂に着きベテラン組に合流。どうやら山頂から少し八丁平へ向かう途中で風も避けられる場所で無事に昼食休憩済み。
 全員昼食休憩後、八丁平で集合写真を撮って各自ソリ遊びなどで時間を過ごす。山頂も八丁平も雪は少なめで午前中までは霧氷も見られて皆さん満足顔。
 八丁平から第二避難小屋に向かう道で分岐を見落とし新道登山道に進んでしまう。少し離れた後続のメンバーたちを迎えに向かうが、皆さん無事⁉に新道へ進んでいました。計画ルートと違ってしまい看板の見落としを反省。
 とはいえ皆さん新道を歩くことには不満なくご協力いただき、無事新道峠を通過し登山口でアイゼンを外し林道を駐車場に向かって歩く。霧氷まつりのイベント会場に着いたら、まつりで配布していた草餅に全員ギリギリ間に合いました。登尾ルートなら間に合わなかったかな…
 というわけで霧氷まつりの三峰山で、残りわずかの駐車場と霧氷と草餅を無事にゲットして三峰山歩きを楽しむことができました。皆さんお疲れ様でした。(N.M記)

2023年

1月

31日

例会山行:入道ヶ岳

2023年1月28日(土)晴れ一時曇り時々雪
参加者:12名(男性6名・女性6名)

コース:8:30椿大社第3駐車場→9:00椿大社・北尾根登山口→9:50第3ポイント分岐→10:30北尾根休憩小屋→11:45第10ポイント→12:00奥社・昼食休憩→13:05山頂→14:35二本松登山口→15:00椿大社・第3駐車場着

 例会山行で予定していた高見山を大雪による通行止め等の道路状況を鑑み地元入道ヶ岳に行き先変更。参加者へ2日前に通知して当日椿大社駐車場に集合。
 椿大社から雪たっぷりで初詣の参拝を済ませてから北尾根コースをスタート。北尾根コースもトレースがあり歩きやすい。軽アイゼンや初の12本爪アイゼン等初心者もいて雪山で経験を積むには中々良い雪の状態。暫くはノーアイゼンで歩くが踏み跡がしっかりと固まり、雪質も新雪に近くて歩きやすい。アイゼン装着の訓練のつもりもあったが、着けない状態の雪山歩きも必要と判断して山頂までノーアイゼンを通した。
 途中何度か休憩を取りながら山頂近くのアセビのトンネルを中腰でやはり雪道は疲れる。ようやく御在所や鎌ヶ岳が見える山頂近くで大休止。お疲れ様でした。
 昼食休憩を奥社前で済ませてアイゼン装着。しっかり座ってアイゼンを着けれるはずだが手間取る方も。皆さん練習と慣れが必要ですよ。頑張って!
 山頂の鳥居前で集合写真をパチリ。山頂手前で暫しの雪遊びはあまり時間が無くて次回また!
 山頂は小雪が舞って展望はあまり無し。下山は二本松コースをアイゼンを効かせて歩く。ここも踏み跡がしっかりあって歩きやすい。下山中の雪のアセビのトンネルやフカフカの雪道は冬登山の楽しさ、近場の雪山に感謝。
 無事に全員椿大社まで下山完了。初心者の皆さんはアイゼン・雪山の良き体験になったでしょうか。久しぶりに雪たっぷりの地元入道ヶ岳山行になりました。皆さんお疲れ様でした。(N.M記)

2023年

1月

11日

綿向山例会報告

山行日  2023.1.08(日)

参加者 男性5名 女性11名
コース
御幸橋駐車場(8:30)→ヒミズ谷出合小屋→綿向山三合目→あざみ小舎→五合目小屋→七合目行者コバ→綿向山(11:00)
→七合目行者コバ→五合目小屋→あざみ小舎→綿向山三合目→ヒミズ谷出合小屋→御幸橋駐車場(13:40)

前日の天気予報は、雨で、山は雪模様だったので、駐車場の積雪を心配していた。
しかし、予報は当たらず、天気は晴れ、雪も降らなかった。樹氷が溶けているかもしれ
ないことの方が心配になってきた。


当日は、日曜日で、駐車場が心配だったので、集合時間を早めて、出発した。予想通り、到着したら、駐車場は、一杯だった。樹氷が綺麗なことで有名な山なので、人気が高く、日曜日は登山客も多い。綿向きを愛する会の方がボランティアで、車を誘導してくださっていた。


 昨日の天気のおかげで、3合目までは、雪も少なく、アイゼンも無しで歩けた。
傾斜も緩い山なので、ゆっくりと足慣らしをしながら歩いた。3合目のあざみ小屋で、皆アイゼンを付けた。雪がシャーベット状で、滑りやすかった。5合目の小屋まで来ると、雪は、多くなってきて嬉しくなった。樹氷も期待出来そうだった。


 7合目からは、冬道となり、傾斜もきつい上りとなる。今日は晴れで、天気はいいと思っていたが、あいにく、曇り空で、ガスがかかっていて、幻想的な感じがした。頂上に近づくにつれ、樹氷、霧氷もきれいで、エビのしっぽも立派だった。皆笑顔で、雪の景色を楽しんだ


雪が残っていて、よかった。嬉しかった。幸福のブナの木を皆がくぐり、今年の幸福を祈った。頂上の社で登山の安全を祈願して、昼食とした。頂上は登山客で一杯だったが風もなく、昼食を済ませることができ、ほっとした。11時40分下山開始。急降下が7合目までは続くので、ゆっくり、足元を確かめて下山した。


3合目でアイゼンを外し、1時40分には、駐車場に着いた。 
天気は曇り空だったが、風もなく、綺麗な樹氷が見られて、皆さんに喜んでもらえてよかった。(K.Y記)

2022年

12月

28日

大文字山トワイライトハイク

2022年12月25日(日)曇りのち雨
参加者:9名(男性4名・女性5名)
コース:浜大津(14:00)→三井寺(14:45)→長等山(15:20)→如意ヶ岳(16:20)→大文字山(16:50)→大文字火床(17:10)→銀閣寺(18:00)→出町柳駅(18:45)

 

クリスマス寒波で雨雪が気になりましたが、前夜に山行決定し参加者に通知。積雪も覚悟して軽アイゼンも各自持参。
 当日鈴鹿PA集合で大津ICまでクルマに分乗して浜大津の駐車場まで。浜大津から歩き出す。まずは三井寺駅へ向かい、琵琶湖疎水の取水口や三井寺を横目に見ながら東海自然歩道を経由して長等山を目指し山道を登り出す。三井寺付近で降り出した雨もすぐ止み、汗をかきながらも長等山に登頂。
 ここから滋賀と京都の県境超え・如意越えを歩く。暫く歩き振り返ると西側には大津から琵琶湖方面。南側には京都山科方面・音羽山や醍醐山・伏見桃山城の大展望。その先、如意ヶ岳山頂は航空施設が立ち塞がり柵の看板を見るだけ。
 お天気は曇り空で日没までにかなり薄暗くなる。予定より少し遅くなって大文字山山頂にたどり着く。山頂でヘッドライトを準備して火床まで向かう。普段あまり使う機会のないヘッドライトを試しに使用する良い訓練。電池や使い方を確認しつつ点灯して歩き出す。 
 火床までの下りは足元が滑りやすく急勾配の道でしたが、薄暮の中を無事に大文字山火床に到着。残念ながら厚い雲に遮られて夕陽は見えずともクリスマスの京都の夜景は間近に見えてきた。思ったよりは風も無く夜景を眺めながら火床で大休止。写真を撮ったり行動食を摂ったのち銀閣寺まで下山開始。もう既に周りは真っ暗闇。
 火床からは階段や歩きやすい山道をゆっくり歩き、銀閣寺に無事下山。銀閣寺参道を降りたら雨が降りだし、カッパを着込んだり傘を刺したりしながら出町柳駅着。京阪・地下鉄・京津線を利用して浜大津に戻る。
 クリスマス寒波で一段と寒い中、雨にも降られましたが大文字山から眺める京都市街の夜景に大満足の1日となりました。皆さんお疲れ様でした。(N.M記)

 

2022年

12月

21日

月例山行 入道ケ岳(年末お礼山行)

山行日 令和4年12月18日(日)晴
参加者 6名(男性3名、女性3名)

年末恒例となったお礼山行
今年5月から工事で愛宕社から椿キャンプ場区間が道路閉鎖されて、登山道の井戸谷コースと二本松尾根コースが使用できなかったが、11月に解除になったため、今回は、井戸谷コースで登り~頂上~二本松尾根コースで下山する事にした。
当日集合場所へ向かう車から、鈴鹿の山並みが雪に覆われている光景を見た。予想していなかった雪に驚いたと同時に、参加の皆さんに「アイゼンを車に乗せておいてね」と言っておいて良かったと思った。

8時30分椿大神社第3駐車場を出発。
久しぶりの井戸谷コースを楽しみながらポイント3番石神様にお参り。
ポイント4番を過ぎ渡捗後あたりから雪があり徐々に雪景色が広がってきた。
6番を過ぎ最後の登り笹原から後ろを振り向くと伊勢湾がキラキラ輝く素晴らしい眺めに感激し元気をもらい7番まできた。分岐を右に折れると、強風に舞う粉雪に出迎えられ足早に椿大神社・奥の宮に向かいお参りの後、ここでゆっくり昼食をとった。
入道ケ岳頂上付近は積雪20㎝、想像以上の強風のなか三角点にタッチ、集合写真を撮り、早々に二本松尾根コースに向かう。雪でぐちゃぐちゃな登山道を滑らない様に気を付けてノーアイゼンで下りた。リュックの中にアイゼンを準備していたから、余裕を持って歩けた。何事も準備が大事!
この冬初めての雪山登山を体験出来てとてもラッキーでした。
二本松尾根コースを無事下山し、北尾根コース登山口の鳥居の前で愛宕社にお参り。最後は、椿大神社・本殿で参拝。
13時25分無事第3駐車場着。

両コースとも、新しい標識が所々に設置されていて、わかりやすい登山道になっていた。

今年一年ありがとうございました。
(来年も楽しい山行きがたくさん出来ますように)
(N.N記)

2022年

12月

08日

く例会登山 網掛山 544m 三重県大紀町

128日(木)微風、暖かく快晴  参加者10          6.4 4h06

IC7:30⇒阿曾登山口駐車場8:00~女浅間山8:45~阿曾浅間山8:50~幸の森9:05~網掛山9:30~見晴らし岩10:00~もみじ谷~幸の森11:16~女浅間11:23~駐車場12:06

 

先月の例会登山企画が、雨で流れてしまっての再実施である。

心配していた平日の通勤の渋滞にも遇わずに早い到着となった。

朝日がまぶしく暖かい快晴、微風。最高の山日和となった。

阿曽の里山風景の中の広い駐車場にはシンボルのお地蔵様と大きな松の木があり、絵になるような風景である。案内板で位置確認をして出発アスファルト林道から右側に折れてシダの生い茂る植林の斜面を登る。

しばらく行くと林道と交わる分岐で右の自然林入る。少し登り朴の木のあるガレ場より右手にトラバースして尾根を目指す。道標が付けてあるのでそれに従う。間もなく女浅間山着、また10分程登ると阿曾浅間山山頂に着く、石垣、土塁、狼煙跡の窪みが残っている、さらに尾根を進むと開けた「幸の森」に着く。遠くには台高山脈が望める。繫みの中の細い登山道をしばらく行き、少し下ると鞍部の林道終点分岐に着く。トイレのある駐車場となっている。案内板の横の急斜面の細い登山道をひと登りしてから、ゆるやかな尾根をたどると網掛山山頂着、木々の間からは大台の山が見える。集合写真を撮ってから先に進む。少し岩場の下りがあり、下りきると分岐の鞍部となる。40mほど直進して岩場の見晴らし岩に登る。ここからは網掛山と紅葉した木々が一望できるポイントである。残念ながら今年のもみじは赤というよりは黄色っぽく葉も散ってしまっている。

分岐に戻りもみじ谷を目指す。前方にまばらに残った紅葉が見え、右側斜面にヤマモミジの群生が現れてようやく紅葉狩り気分となる。もみじの下で昼食後、西口方面に進み大理石、石灰採石場跡を通り松林、ヒメシャラの林などを見ながら、元来た林道終点分岐に合流する。来た道を戻り「幸せの森」から阿曾浅間山をすぎ女浅間山に寄って眺望を楽しむ。足元の深い落ち葉に足を滑らせないように注意しながら下山。健脚揃いのメンバーで予定より随分と早い下山となってしまった。帰るには早すぎるため近くの昔からある有名な小学校の廃校を利用して営業している阿曾温泉や、伊勢神宮の内宮の別宮である滝原宮など案が出たが、行ったことがないという意見があったⅤISON多気に寄り道することとなった。

12月にしては暖かい日差しの最高なショッピング日和で、観光客に混じって村内をひと巡りして買い物を楽しみ帰路に着く。登山と観光にとたっぷりと楽しんだ一日だった。

 

参加いただいた皆様お疲れ様でした。ドライバーさんお世話になりました。ありがとうございました。

20221215    Y.M

2022年

12月

08日

12月例会山行  釈迦ケ岳・猫岳

山行日:令和4年12月4日  曇り
参加者:会員9名
コース:朝明駐車場→中尾根→釈迦ケ岳最高点→釈迦ケ岳三角点→猫岳→白滝谷分岐→ハト峰分岐→林道→朝明駐車場

 12月に入ると急に寒波が迫ってきて御在所岳、藤原岳、伊吹山まで雪の薄化粧で寒さが身
に沁みる。

当日の天気予報は曇り、それでも7:50の出発時には太陽が顔を出してくれていた。


すっかり落葉された木々の間をサクサクと靴音を聞きながら中尾根コースを登る。


最高点手前の大ガレのザレ場辺りから雲行きが怪しくなってきた。最後の急登を頑張ると最高点に飛び出た。寒い!少し進んで上着を着用する。登山道脇には1㎝の積雪あり。手がとても冷たく、冬用の手袋に替える。


三角点タッチ後、風を避けてお昼タイム(10:50~11:20)。なにはともあれまずはお湯を一口飲んで身体を暖めた。「あったか~い!」
 

下山は県境稜線歩きでまずは下る。下れば登りで猫岳11:50着。寒いのでそそくさと歩き始める。白滝谷分岐を過ぎハト峰分岐より県境稜線を左折して林道をおしゃべりしながらのんびりと歩く。駐車場に予定通りの14:30着で解散。お疲れ様でした~
 

本日の山行は、それぞれの参加の皆さんが寒さを肌で感じ実体験出来たことでこれから本格的に始まる冬山登山の参考にしましょうね。               (Y.K記)

2022年

11月

29日

京都一周トレイル北山&西山コース

2022年11月26日(土)曇り時々晴れ
参加者21名(男性9名、女性12名)
コース: 高雄(9:30)→清滝(10:40)→下清滝橋・昼食休憩(11:20〜11:40)→六丁峠・鳥居本(12:20) →嵯峨野・嵐山(12:50)
松尾山登山口(13:40)→松尾山(14:20)→阪急上桂駅(15:47)

今回の山行は前回5月から半年が過ぎ、紅葉の時期を選んで5回目となる京都一周トレイル最終回。前回の終了地点高雄からの再スタート。
 今回は紅葉の最盛期ということでバスの混雑を避けて早めの6時半に集合。鈴鹿から新名神で大津まで分乗してクルマで走り、集合時間に遅れたメンバーも浜大津で無事合流。浜大津から京津線で太秦天神川経由、バスで高雄まで移動。栂ノ尾の終点で下車して9:30にスタート。
 まずは高雄の紅葉を愛でながら清滝川沿いを愛宕山登山口のある清滝を目指して歩く。紅葉真っ盛りの週末ということでトレイルでは多く方々とすれ違う。午前中は川沿いの下りをゆっくり歩き、清滝手前に少し登りがあり汗が吹き出してきて一服。歩き出して1時間10分ほどで清滝に着く。
 清滝は愛宕山神社に向かう登山口もあり人も多くて賑やかだ。紅葉の木々も赤く美しくて皆さん写真を撮っていた。トイレ休憩を済まして再スタート。途中川沿いの滑りやすい岩場を抜けて清滝から約30分で下清滝橋に着き昼食休憩。少しだけ雨がパラつくがすぐに止んで問題無し。
 さすが皆さん晴れ男・晴れ女の集まり。5回のトレイルは全て雨に振られることなく決行でき感謝。また今日は最終日としても、風もなくちょうどいい歩きやすい気候だ。
 昼食休憩後、六丁峠まで登りの舗装路が地味につらくて汗が出る。無事六丁峠を抜けて鳥居本に。嵯峨野から嵐山の街道を歩き嵐山公園の展望台で一服。渡月橋あたりは観光客で激混みだったが、保津川の河原に下りて渡月橋・嵐山の紅葉をバックに集合写真を撮る。周りの観光客に囲まれて少し違和感はあるもののトレランやウォーキング大会なども開かれているらしく、ザック&山歩き姿の方々も多少目につく。
 渡月橋の南側でトイレ休憩を済ませて最後の松尾山を目指す。午後からの山登りは疲れるけど皆さん頑張ります。
 13:40登山口から山頂を目指す。標高276mの低山だが、嵐山・渡月橋なら程近くて展望は抜群。
 40分で松尾山に登頂。山頂からは嵐山の展望。市街地向こうには京都の東山あたりを望み、昨年の11月からこの1年をかけて京都一周トレイルを皆さんと一緒に完歩できた達成感を感じる。
 山頂を後にして少しアップダウンの縦走路を下山して上桂駅を目指す。上桂駅にほぼ予定通り14:47着。阪急・地下鉄・京阪を乗り継ぎ浜大津着。皆さんありがとう&お疲れ様!
本日の歩行距離17キロ、標高差登り707mでした。

京都一周トレイル 歩行延べ日数5日、累積歩行距離84キロ、登り累積標高差5,323m
ご参加いただいた延べ94名の皆さんお疲れ様でした! 
皆勤賞8名の皆様!無事ゴールおめでとうございます!(N.M記)

2022年

11月

14日

11月例会山行  釈迦ケ岳

山行日:令和4年11月12日(土)晴れ

参加者:会員11名  体験者(2名)
コース:八風駐車場→北山→岩ケ峰→県境稜線→釈迦ケ岳→県境稜線→段木尾根分岐→段木 →林道→八風駐車場

 紅葉の季節で登山者が多く、岩ケ峰尾根登山口の横の駐車地はすでに満車だったので最後の三池岳登山口にある広場まで行き駐車する。
 本日は登りが岩ケ峰尾根コース、下山は段木尾根コースで一般コースではないバリコース登山に挑戦です。油断せずに慎重に登ります。
 
   登山準備をして8:00出発。車両通行止めの横を通り、岩ケ峰林道を5分程歩いた所から左手の栃谷、堰堤の上を渡渉して岩ケ峰尾根末端に取付く。

尾根芯を忠実に1時間程登ると小ピーク(649m)がある。北山(770m)9:15通過。この辺りまでくると三池岳方面の紅葉が眼に入る。
825m附近からは右手にある鏡岩の奇岩が良く見える。前方には大きい山容の岩ケ峰の姿がある。
大小の岩の間を気を引き締めて登り9:50岩ケ峰着。

ここから少し下り後は県境稜線まではヤセ尾根もあり厳しい登りもある。ガマンをすると県境稜線に飛び出る。今来た尾根を感慨深く見る。南に県境稜線を進むと釈迦ケ岳頂上へ10:40着。
お天気も良いのでのんびりとランチタイム。
 
  下山11:30開始。
県境稜線を段木尾根分岐まで北に進む。尾根の入りが平な形状なので地形図と現地を常にチェックしてないと見過ごしてしまう。入って直ぐに厳しい下りがあり要注意。
ピーク段木は景色が一変。木々は無く、足元はザラザラ、あるのは石のみの丸坊主の尾根で景色は抜群に良い。しばし周りの紅葉景色に感激する。
その後の尾根下りは地形図と確認しながら下りる。尾根末端には急降下があり、1歩1歩足元を確かめて歩いて全員がこの難しい段木尾根を下りる事が出来た。
左折して一般登山道に入り、駐車場14:00着。

 お疲れ様でした!                          (K.Y記)

2022年

11月

09日

秋の安全登山と自然保護啓発活動(11/05)

三重県山岳遭難防止対策連絡協議会主催で、山岳遭難防止と自然保護に加え、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた登山の啓発活動を行いました。(県内11登山口で実施)

当会会員10名と鈴鹿警察署員2名及び鈴鹿市職員1名が入道ヶ岳の椿渓谷登山口で6:30-9:30の間啓蒙活動を行ない、登山届提出指導、装備品の確認などを行ないました。

その後、登山道巡視と清掃を兼ねて入道ヶ岳に登りました。

2022年

11月

05日

例会山行 「錫杖湖キャンプ&錫杖ケ岳登山」に参加して

日時 10月29日(土)~30日(日)
13:00 現地集合  参加者 24名
13:30~会長による「テント設営の仕方、ツエルトの張り方などの講習」
テントの設営は新人会員さんを対象に。ツエルトはそれぞれの種類により張り方があり、大変勉強になった。持っているだけでは「いざ」というときに間に合わないことがはっきりした。
会長が、手際よくストック、細引きなどを使い、近くの木や枝を利用して張っていかれる。
大きなツエルトは床にもなり横になることもできるというすぐれもの。これだったらビバーグ時だけでなく夏季のキャンプにも十分対応できる。私が持っているツエルトは小さいので、早速細引きロープを買い「いざ、ビバーグ」に備えた。

講習の後は、それぞれのテント設営に入る。キャンプ場なので、テントサイド迄車が寄せられて助かる。8台のテン場にそれぞれのカラフルなテントの花。数人の方は車中泊。
一台が2090円の使用料は安価で、木の床になっていて気分的にも暖かく感じる。
炊事場、食事場、トイレが完備されていてさすがキャンプ場。
整ったところで、お楽しみのキャンプに入る頃にはもう4時になっていた。
Yさんから焼肉台をお借りしたり、U字溝に網を渡して焼いたり、野菜や。ウインナーも出てくる、出てくる。お好みのお酒を提供して下さる人もいて段々と賑やかになっていく。
今回、私は微力ながら準備スタッフとしても参加しているので。楽しんでばかりもいられない。
必要なものを出したり、準備したりとウロウロする。Y子さんは豚汁を用意して下さる。
今回の食材の買い物は、5月のテント泊時の控えを見せて頂き大変助かった。
薪がすっかり燃え尽きたころには皆さんすっかり上機嫌、「この熾火(おきび)の傍で寝るわ~」と言い出す人もいるくらい暖かい。尽きない話を十分した後でぼちぼちテントへ戻り始める。
火を消して、皆さん就寝22:00過ぎ。


⒑/30(日)7:00朝食
朝食時間に合わせて起床し、テントを撤収し片付けを済ませる。昨夜の豚汁を温め直していただく。
具だくさんの豚汁は体ごと温まって美味しかった。
8:00 ふれあい公園に移動し登山準備
8:⒑ 3班に分かれて登山開始 (1班は下之垣内西コース)
約2時間で小雀の頭につく。いいお天気で暑く、水分補給が多い。所々で展望が良く,いい具合に紅葉も綺麗に見られた。下之垣内東ルートの分岐では、1班のメンバーと再会を喜び合い、またそれぞれに行動開始。 錫杖ケ岳頂上に着いたのは11:45.頂上は狭く直下まで降りてランチタイム。40分ほど休んで下山開始。1時間余りで下之垣内西登山口に到着。
2班の到着を待って解散。 キャンプ時にも、登山時も穏やかないいお天気に恵まれて参加者全員が無事に終えることが出来た。 10/22の「上臈岩」にも参加された入会ホヤホヤのお二人も、楽しく参加して頂き何よりでした。   F‣N記                      

2022年

10月

26日

例会山行 繖山「きぬがさ山」(滋賀・東近江市)

10/23(日)  晴れ 10 名参加

 

 一昨年、繖山山行の計画がコロナ禍の為中止した経緯があり、今回の繖山登山は一年ぶりの実施となった。コースはJR能登川駅→繖山→安土駅への縦走である。

 朝7時、関の追分駐車場に集合。3台の乗用車に分乗して出発。国道1号線を走り日野町経由で安土に向かう。8時10JR安土駅前に到着、安土駅の東口近くの有料駐車場に車を預ける。安土駅850分発の電車で能登川駅まで移動。9時に能登川駅に着。民家の並ぶ街中を南に右折し、石の鳥居をくぐる。能登川~繖山観光案内の大きな看板のある猪子公園入口より入る。」急なアスファルトの道路を登る。長い石段を登ると猪子山(標高267m)直下にある北向岩屋観音堂に着く。ここの石室には11面観音が祀られおり聖徳太子の時代に創設されたとのこと。また、ここは猛禽類の渡りの通過点で9月上旬~下旬にはタカ、サシバ、ノスリ、等が多い日には一日5,000羽以上観察できるそうで、大勢の愛好家が集うとのこと。この日も大きなカメラを構えた愛好家が見られた。休憩後、尾根道の登山道に入る。ここからの登山道はよく整備されて歩き易く安全だ。雑木林と植林地が続く稜線を進み1040分雨宮龍神社に到着。社の建物の龍などの彫り物は豪華で往時を忍ばせる。休憩の後、急な坂道を下り地獄越えを通過。ここはかって観音寺城の落城にちなみ名づけられたとのこと。鉄塔の下を過ぎ少し色づき始めたもみじと遠くの伊吹山、琵琶湖、に広がる田園や鈴鹿の山を見ながら歩き、見晴らしの良い陽だまりで昼食。12時出発。1220分、急登な道を登り右に折れ約20m進むと繖山頂上(432m)(二等三角点)に到着。16世紀前半頃佐々木六角氏により築かれた観音山城は繖山頂上の近くだ。1230分出発。元来た道を少し戻り稜線を南に進み、西国観音札十番の観音正寺に着く。このお寺は今から1400年前に聖徳太子がこの地を訪れたと言われ、太子との縁が深く様々な伝説が残されているとのことで参拝客も多く賑わっている。ここから西に上ると観音寺城本丸跡があり石垣や階段が残っている。観音寺城本丸跡より道標にしたがい下山を開始。登山道を北に進み桑の実寺(くわのみでら)方面に下るとやがて寺が見えてくる。本堂(重要文化財)の前の受付で通行料300円を支払う。この寺は天智天皇の勅願寺院として白鳳六年に創設され、利将軍第12代の義晴が室町仮幕府を開設したとのこと。休憩後、両側にまだみどりのもみじの木が並ぶ広い石の参道を下り田園地帯に出、まっすぐに安土駅に続くアスファルト道を歩き15時に安土駅に到着。皆さま苦労様でした。本日の山行はさわやかな天候に恵まれ、最高高度432mと低山ながら歩行距離9Km、歩行時6時間、累積高615mと結構ロングを歩き、楽しい一日を過ごしました。運転手さんご苦労様でした。

 

                            ( 20221115日) (作成者:A M )

 

2022年

10月

26日

例会山行:愛知県民の森 上臈岩

2022年10月22日(土)
集合場所:鈴鹿駅7:00
参加者:男性7名、女性7名 計14名
コース:9:15モリトピア愛知駐車場→シャクナゲ尾根登山口→10:20北尾根→11:05東尾根→12:20中上臈岩→12:45上臈岩・昼食→13:50東尾根→14:20中尾根分岐→15:25モリトピア愛知駐車場     鈴鹿駅17:45着

 朝7時に鈴鹿駅集合で川越ICから湾岸線を通り新東名新城ICで降り、愛知県民の森まで。現地集合の体験者も合流して、14名全員自己紹介してスタート。
 まずはシャクナゲ尾根の急登。北尾根分岐から岩盤山歩き。風がなく汗もカキカキ。東尾根の稜線アップダウンを繰り返して、スタートから2時間でようやく上臈岩の取っ掛かり馬の背を通る。左に宇連ダム湖である鳳来湖が見えてきた。皆さんの歓声が上がる。上臈岩までもう少し。
 手のひらのようになっている上臈岩の先端の各指先に行ったり来たりの道を、先ずは上臈岩に着いて岩の上から左右の鳳来湖を眺める。少し戻ってショートカットして中上臈に到着。何とか場所を確保して昼食タイム。先着の皆さまご迷惑をおかけしました。
 昼食タイムも終わり下山開始。狭い岩の上で誰も落ちないで良かった。展望良しの上臈岩は狭くて危ない危ない。
 下山は中尾根分岐まで来た道を戻り、中尾根を歩き下山。展望の良い岩の稜線上を歩いて歩いて、ワイワイガヤガヤ無事下山。
 本日の歩行距離9キロ、累積標高820m。皆さんお疲れ様でした。(N.M記)

2022年

10月

19日

みえスポーツフェスティバル2022 山岳 

みえスポーツフェスティバル実行委員会主催、三重県山岳・スポーツクライミング連盟主管

 

松阪の奥座敷香肌峡で開催されたイベントに当会より10名で参加しました。

途中、アバランチトランシバー(雪崩に巻き込まれて、雪に埋まった人を探すための電波送受信機)を使った宝さがしもあり、香肌イレブンの初級者対象の烏岳周回コースを楽しんできました。

2022年

10月

17日

登山道整備

山行日:2022年10月15日(土) 曇り時々晴れ
参加者:9名
登山道整備箇所:仙ケ岳(仙ケ谷)・入道ケ岳(池ケ谷)

1.仙ケ谷ポイント1番~5番~仙鶏乗越までのロープ設置個所の張り替え(2ヶ所)、一部ロープ交換(2ヶ所)、点検(4箇所)、倒木処理(4本)、その他登山道の点検。

2.池ケ谷ポイント1番か~4番までの倒木処理(3本)。
特に今回の目的地である3番を過ぎて渡渉後の登山道にある倒木が太くチエンソー持参で処理。

15時30分下山。
登山道整備にご協力頂いた皆さんお疲れ様でした。            (K.Y記)

2022年

9月

18日

9月例会山行 入道ケ岳

山行日:令和4年9月13日(火)    晴れ
参加者:会員9名、体験者1名

小岐須キャンプ場駐車場へ8:30集合する。
今回はバリエーションコースの滝ケ谷の左岸尾根を末端から登り頂上を目指す。
最初の登り始めが急登で細心の注意をしながら標高差80m位登りきると少しなだらかになる。
その後は大小のアップダウンの繰り返しで基本的には尾根芯を歩く。
桃林寺への分岐(9:30)着で休憩。涼しい風が有難い!

短山国見岳(529m)に10:00着。以前にあった標識が今は無い。
ここからはヤセ尾根もあり、変化に富んでいて注意して歩く。
二本松尾根ポイント5番にやっとのことで着いた。長かった~~10:20着。ここまでがバリコ-ス。

これからはいつもの登山道を登り白い鳥居と三角点のある頂上に11:30着。ゆっくりランチタイム。
12:25頂上を出発。バリエーションコース・南尾根を下山する。行く方向をコンパスと地図で勉強してから馬酔木の群生地の中に入りこむ。コンパスを手に方向を確認しながら進むと広場に飛び出た。迷路を抜けきりました!南尾根を見逃さない様に注意して歩く。

P771m(13:05)通過。池ケ谷道への分岐(13:20)着で休憩。3分位歩くと左に滝ケ谷との分岐で南尾根は直進する。
標高630m位ではとっても注意が必要で、直進せずに左の尾根に入る(お喋りをしているとそのまま直進してしまう)。地形図、GPSでの確認が必要となる。
南尾根を忠実に末端まで下山するとそこは滝ケ谷コースの登山口にピタリと降り立つ(14:40)。

本日は往復ともバリエーションコースで大変お疲れ様でした。        (K.Y記)

 

※行程中、バリエーション区間は一般コースではありません。過去に遭難事案があったコースも含む中級ルートとなります。技術・経験のない方、リスク管理のできない方は通行しないでください。

 

2022年

8月

21日

8月例会山行

例会山行 08/06(土)-07(日) 伊吹山ナイトハイク 及び、夏山山行 08/20(土) 宝永山の企画は、悪天予報、リーダー体調不良により中止されました。

2022年

7月

14日

夏山山行 尾瀬の山 「燧ヶ岳 至仏山」

日程 7/9(土)~7/11(月)    参加者 9名
1日目 鈴鹿~戸倉P~鳩待峠~山の鼻~見晴キャンプ場  (泊)
2日目 見晴キャンプ場~燧ヶ岳~俎グラ~長英新道を経て沼尻~見晴キャンプ場 (泊)
3日目 見晴キャンプ場~山の鼻~至仏山~小至仏山~鳩待峠~戸倉P~鈴鹿

7/9(土) 車2台に分乗し、早朝4;00に鈴鹿を出発。沼田ICを経て戸倉駐車場へ向かう。
ここで登山の準備をしていよいよ鳩待峠へのバスに乗り込む、天気は上々。
ここから憧れの尾瀬はもう直ぐなのだけどテント泊の為、背中の荷物が重い・・・。
土曜日とあって若者も多い。1時間も歩くとポスターで見た尾瀬ヶ原が広がっている。
皆さん歓声!!足元には既に花の時期が終わった水芭蕉がとんでもない大きな葉っぱに代わって広がっている。水生植物にアクセントを添えるのがワタスゲ・・・。
ポンポンと真っ白で、そよ風に揺れていた。所々ではニッコウキスゲが咲いたばかりの山吹色で誇らしげに咲いている。よく見るとピンクのトキ草、紫色が誇らしげなヒオウギアヤメ、カキツバタ(実は見分けが難しい)、コヨウラクツツジ等嬉しくてついつい足が止まってしまう。参加者に山野草に詳しい人もいていろいろ教えてもらいながら、背中の重みも忘れて尾瀬を満喫。行き交ったカメラマニアそうな人が希少種の「オゼ草」を教えてくださった。
ゆっくり休んだ山の鼻小屋を過ぎてからは、雄大な燧ヶ岳が聳えている。
ハッキリと確認はできなかったが沼に映る「逆さ燧」も楽しみ、長い尾瀬の木道歩きを、右に左に目をやりながら、3時間でキャンプ地の見晴に到着。2名は小屋泊される。
早々とそれぞれにmyテントを設営し、夕飯の準備。CLは自前の加佐登米を上手に炊かれた。私はお湯を注いで3分のカルボナーラとミニ味噌ラーメン。小屋で調達したビールも美味しそうに飛び交っていた。夕食後は明朝の燧ヶ岳登山に向けて準備をして早く就寝。


7/10(日)燧小屋4時 出発  燧ヶ岳登山
サブザックの為、背中は軽い。頂上近くでは大きな岩が出て3点確保で慎重に登る。
振り向くと霧の尾瀬ヶ原が広がっていて実に幻想的な景色だった。登るにつれてハクサンシャクナゲが満開の時期を迎えていた、鈴鹿で咲くホンシャクナゲより一回り小ぶりの可愛い花。燧ヶ岳の頂上はゴツゴツしていた、雲の間から明日行く「至仏山」が見えていた。
下りは長英新道で、時々は急坂もあり大きな尾瀬沼を見下ろしながらの下山となる。昼食は、湖畔の休憩所で摂る。本日の行動時間は9時間半でコースタイムより半時間ほど短縮。 夕食タイムになると雨が怪しくなってきたので、それぞれのテントですます。
夜半の大雨にはびっくりしたが、いつの間にか眠っていた。

7/11(月)3時前には起きだして、朝食を摂りテントを撤収して出発の準備にかかる。
ありがたいことに雨がやんでいたので、撤収作業が捗る。
5:00 燧小屋出発。雨で濡れたテントが重い・・・。燧ヶ岳を背に至仏山に向かって先ずは山の鼻小屋を目指す。ワタスゲは昨夜の雨で重くなりしょんぼり、ニッコウキスゲは朝陽を浴びてキラキラとワタスゲとは対照的に綺麗で、これからの登山にエールを送ってくれているようだった。
山の鼻からの「登り専用」の登山道は,階段あり、ゴロゴロ岩がありの厳しい道でザックの重みがこたえた。ⅭLの「休憩しよか~!」の声掛けを待ちかねたこと。
見下ろす尾瀬ヶ原の先に燧ヶ岳も見えて、この瞬間に胸が熱くなった。
至仏山は、山全体が「蛇紋岩」という岩で成り立っていて、登山者が足を置いたり手で岩をつかむ位置がどうしても同じ場所になるので、きれいに黒光りして非常に滑りやすくなっている。蛇紋というだけあって、石好きの私は立ち止まってこの模様を一時眺めていたいほどの綺麗な模様だった。
ゴールの鳩待峠までは長く、疲れて足取りがだんだん重くなってしまう。無事に戻れた時にはホットして、ベンチに座り込んでしまった。


この3日間、いいお天気に恵まれて念願の尾瀬に包まれたことに感謝。
燧ヶ岳、至仏山登山もお花有り、展望も良く素晴らしかった。テント泊を決めていたので荷物が多く、体力的に不安が多かったが、たくさんの花と出会えたことと、素敵な仲間の皆さんとご一緒で頑張れました。
CL、SLのお二人はじめ、皆さんありがとうございました。重い荷物を背負って歩くだけでも大変なところを、長距離の運転もして頂き感謝申し上げます。        F・N 記

2022年

7月

04日

例会山行:伊吹山

2022年7月2日(土)晴れ
参加者6名(男性4名、女性2名)
コース:上野登山口(7:05)→1合目(7:35)→3合目(8:35)→5合目(9:10)→8合目(10:25)→山頂・昼食(11:00)→  下山開始(11:45)→5合目(13:00)→上野登山口(14:55)

今月3回目の夏山山行トレーニングの伊吹山。短い梅雨も明けて予想外の夏本番の暑さ。1時間スタートを早めて朝6時に菰野に集合。
 伊吹山上野登山口に7時着。今日は真夏日予報で先週末ガラガラだった駐車場はナイトハイクや早朝スタートの方も多くて9割方満車。
 まずはゆっくり歩いて1合目。下山後のカキ氷に期待して更に3合目まで頑張って歩きます。
 今日は1時間早めにスタートして正解。でもまだまだ暑くなりそう。熱中症予防のため多めに休憩を取って歩きます。
 3合目で大休止。標高を上げると多少風も吹くかも…ファイトです! 
 それにしても6月からの3回目のトレーニング登山の伊吹山も梅雨の時期にも関わらず晴れ・曇り・晴れと3回とも決行できました。ありがとう!お天気の神様!8月のナイトハイクもよろしくお願いします!
 3合目から見上げた山頂も雲ひとつない伊吹ブルー!ついでに山頂までの涼風もお願いします!
 6合目を過ぎ7合目あたりで下山中の山仲間とすれ違う。聞くと4時半にスタートしていました。さすが朝早いと涼しそう。
 8合目で着でもう一息。稜線も見えてきて後少し!
 休憩を多めに取ったため登山口から4時間かかりましたが11時に全員無事に山頂着!タケルさんの前で集合写真をパチリ。山頂は28℃ぐらいでしたが、30℃以下だと過ごしやすいと感じる。最近下界は暑すぎですよね。
 12時前に1合目のカキ氷を楽しみに下山開始。標高を下げると暑さが増して汗が噴き出す。暑い〜!
 長い登山道を下り無事3合目を経由して1合目に着。期待通りのカキ氷は美味かった!
 上野登山口に15時前に全員無事に着。今日は暑くて汗をたっぷりかきました。何とか全員無事に歩き通すことができ、皆さんお疲れ様でした。次回はナイトハイクで涼しい伊吹山を楽しみましょう!
 本日の歩行時間8時間、距離10.6キロ、登り下り標高差1,173mでした。
(N.M記)

2022年

6月

29日

例会山行:伊吹山

2022年6月25日(土)曇り時々晴れ、後に雨
参加者5名(男性4名、女性1名)
コース:上野登山口(8:15)→1合目(8:45)→3合目(10:00)→5合目(10:25)→8合目(11:20)→山頂・昼食(11:50)→  下山開始(13:30)→5合目(14:10)→上野登山口(16:15)

今月2回目の夏山山行トレーニングの伊吹山。
 朝7時に菰野に集合。伊吹山上野登山口に8時過ぎに着。今日はかなり気温も上がる曇り空で午後から雷雨予報。ということで先日満車だった駐車場も2割程度で、ゆとりで駐車。
 まずはゆっくり歩いて1合目を目指す。かなり蒸し暑くなりそう。今日は5名だけなので余裕でしたが…
 30分かけて無事1合目に着。さぁ3号目まで頑張ろう!
 2合目を過ぎると木陰も無くなり蒸し暑くなり汗が溢れ出す。これは暑い暑い。山頂は涼しいかな。
 無事3合目に着き一服。たまに風も吹くけどかなりの暑さのためか、先日よりは登山者が少なくて東屋も余裕の空席。これからが伊吹山らしい急勾配の登山道だ。ファイト!
 5合目から6合目避難小屋を過ぎて暫く行くと少しだけ風も吹き出す。雨も何とか持ってセーフ。見上げると雲に隠れていた山頂付近も徐々にガスが晴れてきた。ありがとう!お天気の神様!
 8合目付近は岩場の登山道。道を外れた初心者が石を落としてきた。登山道を外さないことと落石の場合「ラク〜!」と声を上げることを伝える。伊吹山は初心者が多い。富士山も同じで登山道への落石には注意が必要。
 12時前に無事に山頂着!休憩を挟み、遅れていたメンバーも13時前に登頂。これで全員無事登頂!集合写真をパチリ。山頂は涼風もあり汗が引き過ごしやすい。
 13時半に下山開始。まだまだ登りの方が多い。14時過ぎて登りの団体さんに確認すると山頂駐車場にバスが迎えに来るらしい。なるほど!そりゃ楽ちんだね。
 長い登山道を下り無事3合目を経由して1合目に着。その売店で食べたアイスやカキ氷は美味かった!
休憩していると雨がパラパラ。でも雨もそれ以上は降り続かずに上野登山口に16時過ぎ着。駐車場で靴を脱いでいると雨が本格的に降り出して、ギリギリセーフ!助かった。
 今日は登りでは汗をたっぷりかいて大変でした。それでも全員無事に歩き通すことができました。皆さんお疲れ様でした。今年は目一杯夏山を楽しみましょう!
 本日の歩行時間8時間(休憩1時間含む)、距離11.1キロ、登り下り標高差1,277mでした。
(N.M記)

2022年

6月

22日

6月例会山行 局が岳

6月16日(木曜日)局が岳、1029m 曇り、参加者7名。
6月11日(土)の予定だった局が岳を再実施する。
局が岳はピラミッド型の姿で「南伊勢の槍ヶ岳」と呼ばれている。堀坂山、白猪山、とともに伊勢3山の一つである。
 前回の実施日は好天続きの中で、その日だけが雨となり参加者も22名と大勢の皆様に楽しみにしていただいていたのに残念であった。
 下見でイナモリソウとササユリが見ごろの時期を設定していたので、早めの再催行を、と考えこの日を選んだ。前夜までの雨も上がり鈴鹿を6時45に出発。局が岳神社前に8時30分着。ここはトイレ、駐車場も広く管理が行き届いているので助かる。8時45分出発。前日の雨で濡れた林道を歩き大きな道標のある三叉路に着く。今回はここを右折して、登りは旧登山道を往き、下山は新登山道を周るコースをとる。林道の道端には花の盛りは過ぎていたが大きく茂ったオニルリソウ、クララ、ササユり、エビガライチゴ等が目を楽しませてくれた。広い林道より急登の旧登山道に入る。植林の中の急登だが道はしっかりしていて歩き易い。しかし湿度が高く汗がしたたり落ちる。水分補給しながらひたすら登る。旧登山道は展望はないが岩場もあり三多気の大洞山に似たゴロ石の場所もあり中央構造線の近くであることが感じさせられる。10時35分新道登山口と交差する小峠との合流点に着く。ここからは狭い細尾根と岩場である。両脇には緑の中にササユリやコアジサイが咲いている。岩場をひと登りするといきなり大展望の山頂に着く。山頂は狭いが大きな反射板と小さな祠が祀られている。下見の時にはあった大きなササユリは残念ながら鹿の食害で無残の姿であった。山頂からは東に伊勢湾、西に高見山と360度のロケーションを楽しめる。ここで昼食。雲が広がってきてガスってきたので、11時20分下山開始。頂上付近の岩場を注意深く降り小峠を通過し新登山道に入る、、霧でもやった幻想的な杉林の中の登山道を行く。暗くても道は広くて道標もしっかりしていて安心である。その中で今日の一番の目的の「イナモリソウ」が咲いていないか足元に目を凝らしながら歩く。しかし、葉は沢山確認できるが花は一輪も見当たらず、咲き終わった形が多数見られ、一週間遅かったかと残念だ。九十九折れの登山道を下り13時15分、林道沿いの新登山道口に着く。登山口前には広い新しい駐車場が出来ていた。ここからはアスファルトの林道を下る。両側には背の高さ以上に生い茂ったイタチハギ、クララ、苗代イチゴ、等植生豊かな植物を楽しみながら下山。13時30分駐車地の局が岳神社前に到着。その後、松阪市内にある北海道名付け親、大杉谷の登山道開拓の松浦武四郎記念館に向かう。丁度展示物の交換日で臨時休館になっていて入館できずこれも残念なことであった。

 初級の山と言いながら急登の登り続きで、おまけに雨上がりの蒸し暑さも加わり大汗をかいての登山であった。皆さまお疲れでした。来年は花の時期を合わせてまたお花見登山をしましょう。
ドライバーさんご協力ありがとうございました。

2022年

6月

15日

6月例会山行 野登山

山行日:令和4年6月12日(日)   晴れ
目 的:登山道の調査
コース:小岐須駐車場→一ノ谷→マド→鳩ケ峰(ピストン)→国見広場→野登山→鶏足山野登寺→仙鶏尾根→仙鶏乗越→仙ケ谷→林道→大石橋駐車場
参加者:会員16名

 6月14日の野登山の登山道の調査日が雨(梅雨入り)予報なので、急遽前倒しをして12日に変更とした。10日の夜に皆さんに連絡したにも係わらずたくさんの参加申込みに感謝です。本日の調査で3回目となり、とりあえず今回で終わり。

 気がかりなのは一ノ谷コースでまず駐車場(8:00出発)からすぐ登山口(通報ポイント1番)で谷の方に降りる。いきなりの渡渉(数年前の豪雨災害で橋が流されて無し)。前日に飛び石をセットしたけれど夜に降った雨で崩れた所がありそこに足を置くと危ないと判断して靴を脱いでビーチサンダルを履き渡る。橋の復活が無理であれば大石で飛び石設置の対策を望みたい気持ち!
 通報ポイント2番の辺り右下を見れば見事に切れ落ちたスリバチ滝、左横は岩壁、足元は滑りやすい石ですがお助けの鎖の設置があり注意して通過すれば大丈夫。
この時ハプニング発生。16人が通過中に昨夜に降った雨で地盤が緩んだのかゴーンと赤ちゃんの頭位の自然落石があり、ビックリ!幸い誰にも当たらなかったのでホッとした。


 一ノ谷沿いの登山道はピンクテープの誘導もあり心配することはない。
マドに9:45着。通報ポイント6番の標識が倒れていたのを男性会員数人で修復作業をして貰う。その間他の人は鳩ケ峰をピストンして登山道を確認する。
マドからは尾根芯を登り広々とした国見広場に出る。お昼タイム(10:55~11:25)。
野登山には洋風の標識がかけられていて一瞬戸惑う。二等三角点にタッチして鶏足山野登寺に向かう。鶏足山野登寺の敷地内に「石橋地蔵」(子宝地蔵尊)の橋がある。4枚の石の橋のうち両橋の石の裏に地蔵様が彫られているらしく皆で覗いて確認してみる。写真をみて下さいね。子宝とか安産のお祈りです。


野登山西峰から仙鶏尾根の入り口まではショートカット道を歩く。
仙鶏尾根については広い尾根あり、ヤセ尾根ありですが亀山市がつけた番号で安全に乗り越しまで来られる。
 さて問題は、通報ポイント4番から3番までの間で山側から流れ込んでいる谷と交差している登山道の部分のロープの損傷の確認です。上部から1,2ヶ所目はOK、3か所目はロープの損傷があり付け替え作業必要、4、5個所目はOK、6箇所目は不安定なロープの為に外す、7箇所目はOKで丁度ポイント3番の位置。小社峠分岐で5/17の調査とドッキング。
林道を歩き、大石橋上の駐車場14:40着。           (K.Y記)

2022年

6月

07日

例会山行:伊吹山

2022年6月4日(土)晴れ
参加者15名(男性4名、女性11名)
コース:上野登山口(8:50)→1合目(9:20)→3合目(10:10)→5合目(10:40)→8合目(11:30)→山頂・昼食(12:15)→  下山開始(13:00)→5合目(14:00)→上野登山口(15:30)

今回は夏山山行のトレーニングで少し長めの登山道と標高差がある伊吹山まで出かけました。
 朝7時に菰野に集合。伊吹山上野登山口に8時20分頃着。いつもの駐車場は満車。今日は好天に恵まれてかなり多くの登山者で賑わっている。少し下の駐車場に停めて、登山口にて入山協力金を各自渡してスタート。ご苦労様です。
 まずはゆっくりゆっくり歩いて1合目を目指す。暑くなりそうな予感。歩き出しは肝心。15名いると抜くのも抜かれるのも大変。スタートからは他の方々全員に抜いていってもらうぐらいゆっくり歩きます。
 30分かけて無事1合目に着。暑くなりそうだが皆さん大丈夫かな。さてさて木陰の道は少なくなる山道を3合目目指し歩きます。頑張ろう!
 2合目を過ぎると木陰も無くなり日差しが照りつける。まだまだ夏本番の暑さではないものの鈴鹿山系の木陰道に慣れたメンバーにはかなりの暑さかも。でもヒルはいないよ。
 無事3合目に着きトイレ休憩含む大休止。狭い東屋には登山者が溢れ、周りにも沢山の登山者が休憩している。徐々に高度を上げる登山道。勾配もキツくなる。皆んなファイト!
 5合目に着くと少しずつ優しい涼風が吹き出し私たちに味方してくれる。少しだけ歩きやすくなる。6合目避難小屋を過ぎて暫く行くと遅れていたメンバーも追いついてきた。涼風に後押しされて頑張りました。
 8合目付近は岩場の登山道。安全にゆっくりと歩くと目の前に9合目の稜線が見える。もうすぐだ!
 12時過ぎに無事に山頂着!皆さん頑張りました。トレーニングに設定した標準タイムを全員クリアしましたね。さぁお待ちかねの昼食休憩。山頂は涼風あって過ごしやすくて休憩中の会話も一気に弾み、伊吹山の花々に負けない全員の笑顔が満開。
 13時に下山開始するが登山道は渋滞気味。13時過ぎの道は一番混み合う時間帯。狭い登山道を抜きつ抜かれつしながら早くも5合目着。その後、3合目あたりから気温も高くなり汗が吹き出す。1合目の売店で飲んだコーラやアイスは美味しかった!
 上野登山口に15時半着。皆さん設定タイムクリア!お疲れ様でした。
 今日は予想より涼風もあり日差しはあったものの、それほど暑くなく過ごしやすい1日となりました。それでも汗をカキカキ歩いて、全員歩き通すことができました。皆さんお疲れ様でした。次回は夏山を自由に歩き回りましょう!
 本日の歩行時間7時間(休憩含む)、距離10.2キロ、登り下り標高差1,188mでした。
(N.M記)

2022年

5月

30日

5月例会山行 入道ケ岳(05/29)

山行日:令和4年5月29日(日) 晴れ
目 的:登山道の調査
コース:小岐須大石橋駐車場→大岩谷→イワクラ尾根→頂上→池ケ谷
参加者:会員23名

 登山道の調査も本日で2回目。思いもよらない23名という大人数の参加者があり、地元の山を愛する皆さんの熱意が感じられる。駐車場を8時35分出発。
大岩谷コースは国土地理院の地図に登山道の印は記載されているが他のコースより利用者は少ないように思われる。特に数年前の集中豪雨で大岩谷上部が崩落してイワクラ尾根に取付くことが出来なくなったことも原因の一つと想像する。しかし標高約610m付近で右手に良い形をした尾根(大岩谷左岸尾根)があり、この尾根を登りきるとイワクラ尾根(通報ポイント3番より少しだけ上)の尾根筋に出る。

 イワクラ尾根は急なザレ場や重ね岩(右横の巻道)にはコブ付ロープが設置されて安心感がある。最後の通報ポイント7番の手前の馬酔木の木陰で遠足気分でのお昼(12:00~12:40)タイム。

 さて、下山の池ケ谷登山道は如何なものでしょうか?
通報ポイント10番の標識から歩き始めてすぐに倒木2本、8番過ぎて重なり合った倒木あり。
7番までは谷の左岸側か右岸側か又は中洲をテープやペイントを確認しながら安心して歩く。
7番が過ぎると右岸から左岸に渡渉をして谷から離れ窯跡を見て左上の方に歩を進める。テープの誘導があるも、ちょっと注意したい箇所。

 通報ポイント6番は滝ケ谷への連絡道の分岐で90度に右折しドンドン下りきるとログハウスの避難小屋着。ところが屋根に大きな落石を受け、中は湿気があり使用する気にはならない。
登山者を助けてくれる避難小屋なのにと思う。

 ちょっと気になるのは通報ポイント4番の上の垂直に近い岩壁の下りですが、ここも鎖、ロープの設置で安全に下りる事ができる。

 一番気になる所は通報ポイント3番と2番の間にあるガラガラ谷が崩れこんでいて足元が不安定で落石にも注意をして歩く必要がある。登山道を手入れした跡はあるが又崩れてしまった模様。全員が細心の注意をして無事に通過した。

 あとは倒木が2か所あった。駐車場に15時20分着。         (K.Y記)

2022年

5月

23日

三重岳連・自然保護委員会活動参加

05/22(日)2022春の企画「山野草観察と外来種駆除」
天候不順で05/14から日程を変更した為、当初の参加より大幅に少ない9名の参加で開催しました。(当会からは5名参加)
生態系被害防止外来種にもなっている「アメリカオニアザミ」が鈴鹿山系の茶野山頂付近に発生していて、その駆除活動をしている方を講師に迎えての活動です。
種を作らせない作戦を長く続けて在来種への影響を抑えることが必要で、効果が上がるまでいかに継続出来るか、一過性の活動で終わらせないためにはどうするべきかの課題があがりました。

 

2022年

5月

23日

5月例会山行 宮指路岳

山行日:令和4年5月17日(火曜日) 曇りのち晴れ
目的:登山道の調査
コース:小岐須・大石橋駐車場→カワラコバコース→小岐須峠→馬乗り岩→頂上→犬返しの険→小社峠→仙ヶ谷コース→林道→大石橋駐車場
参加者:会員14名、体験者1名

 

 椿渓谷登山口に「令和4年5月9日から 入道ケ岳までは井戸谷コース、二本松尾根コースの途中が工事中のため、北尾根コースをご利用ください」の看板が設置された。
そうなると小岐須渓谷の方から入山される方が増える事が予測できる。
地元の山岳会として、小岐須渓谷からの登山ルートを今一度点検することとなった。

 本日は第1回目で大石橋駐車場を8:30出発。カワラコバコースに向かう。
ヤケギ谷との分岐(2番)には「危険!カワラコバ通報ポイント12番~13番間で登山道が崩落しています。」と注意を呼びかける看板が有った。その現場の足場は石も削られており、鎖、ロープも設置されているし木の根っこのお助けも利用できる。ただし右下は谷で油断は禁物!
 通報ポイント13番を過ぎたところの鎖やロープの安全を確認する。OK!
 通報ポイント16番過ぎは数年前に崩落した箇所でその当時、右の谷の方におりる様に登山道の変更をした。本日通ると歩きやすい道となっていたので安心する(もちろんロープあり)。

 小岐須峠(18番)に10:40着。爽やかな風が心地良い。
気合を入れて最後の登りに挑戦、19番を過ぎるとすぐに馬乗り岩の広場(11:00)。賑やかなランチタイム。 11:30宮指路岳の頂上で三角点タッチ! 宮指路岳の標高946m=「宮(9)指(4)路(6)」

 

 カワラコバコース全体としては足元が少し狭い箇所が所々あるので恐怖心のある人向きではない。

 県境稜線の犬返しの険、ヤセ尾根、ザレ場があり注意して歩き小社峠着。
 仙ヶ谷を下山。テープ、標識は所々に設置されている。
 駐車場に14:30着。お疲れ様でした。            (K.Y記)

2022年

5月

16日

京都一周トレイル 北山西部コース

2022年5月7日(土)晴れ
参加者23名(男性8名、女性15名)
コース:二ノ瀬駅(10:10)→夜泣峠(10:50)→向山(11:10)→山行橋(11:55)→小峠・昼食(13:05)→レストランはせがわ(14:15)→ 沢ノ池(15:30)→仏栗峠(15:55)→高雄・栂尾バス停(16:45)

今回は前月に引き続き京都一周トレイルの4回目。前回は比叡山から鞍馬・ニノ瀬駅で終わっていたので、今回はニノ瀬駅からの再スタート。
 今回も朝7時に集合。鈴鹿から新名神で大津まで走り、浜大津から京津線で三条・出町柳駅駅へ。メンバーと待ち合わせて更に叡山電鉄でニノ瀬駅へ。ニノ瀬駅10:10着で歩き出す。
 まずは夜泣峠を目指す。いきなりの山道・急登に皆さん汗だく。今日は朝から気温も高めで皆さんの気合も入って暑い暑い。
 向山までは登りばかりで疲れる。向山からは下り坂でちょびっと楽ちん。山幸橋で昼になったが小峠まで更に登りがあるため、少し休憩を取って再スタート。
 まだまだ登り坂が続く。小峠までのルートは数年前の関西直撃の台風被害が酷かった場所で通行止めが続いたところ。まだまだ倒木も多くて歩きづらい。ちょうど昼飯前にも重なり皆さん汗だくで歩き続ける。
 ようやく小峠に着いて昼食休憩。皆さんに今日一番の笑顔がキラリ。
 さぁこれから。まだ半分以上の行程が残る。頑張ろう!
 小峠からゲートを抜けて氷室神社前を通り、京見峠へ回らないルートのレストランはせがわでトイレを借り更に沢ノ池を目指す。
 上ノ水峠付近は東回り通行止にてマップと現地の道標の位置が変わり巻道になっている。ご注意ください。
 林道を歩き、ようやく沢ノ池着。汗カキカキで大休止。集合写真をパチリ。本日のゴール高雄まで後少し。
 仏栗峠からはずっと下り。京都市内を遠望しながら道は細くなり石場の下りが続く。林道に出てもひたすら歩く。
 長い林道を歩いてようやく高雄着。時間を確認してからトイレ休憩で、無事16時54分発の市営バスに23名全員乗車。25分ぐらいかかって浜大津までの地下鉄・京津線の始発駅・太秦天神川駅着。
 浜大津までは皆さんお昼寝くうくう。無事浜大津に着いて本日は開催。皆さんお疲れ様でした。
 次回残りは高雄から清滝・嵯峨野・嵐山経由、松尾山への西部ルート。これから京都もだんだん暑くなる季節で歩きは大変。涼しく綺麗な紅葉の季節11月になってまた歩きましょう。次回もよろしくお願いします。

 本日の歩行距離15.4キロ・登り累積標高1,090m・下り1,130mでした。
(N.M記)

2022年

5月

09日

土倉岳・御池岳・T字尾根例会登山

2022年5月4日(水)晴れ
参加者17名(男性8名、女性9名)
コース:御池林道駐車場(7:10)→T字尾根登山口(7:25)→P878(8:15)→P918(8:40)→ テーブルランド・昼食(10:10)→ 鉄塔ヘリポート(11:35 )→茶屋川(12:35)→  三筋滝(13:35)→茨川(15:40)→ノタノ坂(16:40)→御池林道駐車場(17:30)

今年度GW期間中の例会登山はBBQのテン泊・車中泊で始まる。3日の前夜に飲み過ぎ・食べ過ぎの参加者は朝6:30に出発時点ではスッキリ顔になっていました…かな。

T字尾根駐車場から7:10スタート。登山口に7:25に取り付く。さあ長い1日のスタートです。
まずはゆっくりT字尾根を歩き出す。1時間ぐらい歩いたらイワカガミのお花畑が登山道の両側に広がる。今が一番いい時期かも。P918を過ぎるとシャクナゲのお出迎え。ヤセ尾根をゆっくり進むと今日初めての登山者に道を譲る。
登山口から3時間かけてテーブルランドに上がって暫くして早めの昼食休憩。お天気最高です。登山日和!
テーブルランドでは数人の登山者たちがお天気に誘われて歩いている。昼食後土倉岳を目指し歩き出す。土倉岳には11時着。集合写真をパチリ。皆さんまだまだ元気元気。
これから長い茶屋川沿いを歩きたくさんの渡渉を繰り返すことは誰も知らないかも…
土倉岳から茶屋川へ下るルートを探しながら歩く。鉄塔ヘリポートからの方向を間違えて少し戻ると茶屋川への急な下りが待っていた。
無事に茶屋川沿いを歩き出し三筋滝を巻く長いロープを持って下る。30分ほどかけて一人づつで降りて三筋滝を眺める。今日は水量も多い。
茶屋川沿いをまだまだ歩き数十回渡渉を繰り返して皆さん靴の中はズクズク。そんな中で秋は紅葉が素敵な茶野川沿いですが、今日はイチリンソウがひっそりと咲いていました。
更に渡渉を繰り返し茨川まで茶屋川沿いを3時間歩きました。もう渡渉は十分です。一年間分の渡渉は体験しました。皆さんお疲れ様でした。濡れた靴は歩いて乾かしましょう。

廃村茨川で一服後、ノタノ坂へ上がります。乾いた登山道が嬉しい。
ノタノ坂途中で久しぶりに登山者とすれ違う。なかなかひと気の無い山道でした。ノタノ坂からお腹空いた〜の私たちは身体も軽くなって足取りも軽やか…ということにしましょう。ようやく林道に出て朝のスタート地駐車場に戻ったのは日の長くなった夕刻17時半でした。
 本日の歩行距離13.4キロ・登り累積標高1,260m・歩行時間10時間半・渡渉回数?回。
お疲れ様でした!リーダー・参加者の皆さん楽しい山行ありがとうございました。
(N.M記)